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日本文化学科のブログ

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【沖国大ヘリ墜落事件から20年、図書館長の田場先生企画による特別イベントと平和宣言も行われました】

イベント
2004年8月13日に沖縄国際大学構内に米軍ヘリが墜落してから、今年で20年目を迎えます。
沖縄国際大学図書館では、日本文化学科で教職課程や古典文学の授業を担当されている田場裕規館長の企画の下、日本文化学科の教職ゼミの学生たちも協力して、「特別企画」を開催しました。

特別企画では、沖縄タイムス社 社会部部長の磯野直氏と大城貞俊先生による講演の後、大城貞俊先生原作による朗読劇「にんげんだから」が開催されました。この朗読劇は、言葉の力で平和を実現しようというテーマでつくられたもので、日本文化学科の学生たちも後半の群読劇パートに参加し、それぞれの思いと表現で平和を伝えました。

企画の最後に行われた「平和宣言」では、 若い世代の教員代表として、日本文化学科の我部大和先生、そして学生代表として群読劇にも参加した日本文化学科の石垣さんが登壇し、安里学長とともに、平和へのメッセージを伝えました。





図書館2Fのフロアには、事件について知るための展示スペースも設けられています。
会場の中央には日本文化学科の有志の学生たちが作成した「平和の木」というオブジェも飾れています。このオブジェは、いまも墜落事件現場に残されているアカギの木をモチーフにしたもので、来場された方に、平和への願いを込めて葉を飾ってもらって、墜落の衝撃で折れてしまったアカギを緑でいっぱいにしてほしい、という企画になっています。









平和の木はしばらくの間、図書館内に展示されているそうです。
図書館にご来館の際はぜひ展示スペースにもお越しください。