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日本文化学科のブログ

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【総合型選抜試験はもうすぐ! 昨年度の合格者から日本語教師を目指す皆様へのアドバイスが届きました!】

入試お得情報!
総合型選抜試験(A日程)のエントリー期間は9月2日~ 9月5日。日本文化学科へのエントリーを考えている受験生の皆さんは高校生活最後の夏休みを返上して、志願理由書や面接対策に頑張っているのではないでしょうか?

そんな受験生のみなさまに向けて、昨年度の入学試験で総合型選抜を受験し、見事合格した1年生の皆さんからアドバイスが届きました。
今年度の日本文化学科オリジナルパンフレットにも掲載されていますが、スペースの都合で泣く泣くカットした部分も復活してお届けします。
今回は、日本語教師という専門職に関心を持っていると皆さんへのアドバイスです。
「日本語教師」とはどのような職業なのでしょうか? 日本語教育とはどのような学問なのでしょうか? その職業の魅力や社会的意義、専門性をどのように調べればよいのでしょうか?
日本語教育や多文化について学びたいと思っている皆さんはぜひご覧ください。

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私が日本語教師という仕事を知ったのは高校生の時です。
那覇西高校の国際人文科で学んでいたこともあり、高校時代から海外の留学生と関わる機会がたくさんありました。彼らとのコミュニケーションを取る中で、彼らは「日本語学校」という学習機関に通っており、そこには「日本語教師」という日本語を教える先生がいることを知りました。その時私は、自分の大好きな日本の言語や文化を外国の方々に教えることができる素敵な職業だなぁと思いました。

留学生との関わりの中では、自分自身が日本や沖縄の文化についてあまり知らないということにも気づかされました。沖縄国際大学の日本文化学科は、言語学を中心としたカリキュラムの下で、日本語教育をしっかり学べるだけでなく、日本と沖縄の文化や言語について、他の国の文化との「比較」を通してしっかり学ぶことができる、とオープンキャンパスで知り、私はここに通いたいと強く思いました。

受験をすると決めてから私が頑張ったことは「自分を知ること」です。
総合型選抜試験のエントリーに必要な「志望理由書」や「自己PR書」をまとめる上では、まずは自分を知り、自分が高校生活で頑張ったこと,今後挑戦したいこと、好きなことや嫌いなこと、それらを考え、文字に起こしてみるところから始めました。
また、友達や家族などに自分が日頃何を頑張っているのか,自分はどんな性格なのかを聞くことで、自分について客観的な視点で知るように努めました。そうすると、どうして自分がこの大学を選んだのか、その理由がよりクリアになってきました。あとはそれをひたすら文字に起こして、添削をして、先生や友達,家族などとにかく色々な人に協力して面接練習を行いました。

書類作成や面接で大切なことを最後にもう一つ。
志願理由を具体的に語るためには、将来目標を考えるはもちろん、大学生になった自分を想像することも大切だと思います。そのためには、大学祭などの大学のイベントを訪れたり、大学案内だけでなく、大学のホームページでの日々の情報発信をチェックすることも役立ちます。日本文化学科にはYouTubeのチャンネルもあるので、こちらもぜひ見てみてください。とにかく情報を集めることをお勧めします!