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日本文化学科のブログ

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【村上陽子先生が司会を務める市民講座が開催されます! テーマは「沖縄文学と戦後80年」】

イベント
日本文化学科で現代・沖縄文学の授業や卒論指導を担当している村上陽子先生。
沖縄国際大学に設置されている南島文化研究所の副所長も長く務めておられます。

そんな村上先生が司会を務める市民講座が10月18日土曜日13時から、沖縄国際大学13号館3Fにて開催されることになりました。

テーマは「沖縄文学から見る<戦後>80年」。

短歌、詩、⼩説、戯曲など、さまざまなジャンルにまたがる沖縄⽂学は、沖縄の人々の歴史や⽂化を掘り下げるものとしてあった。また、移⺠や引揚げの体験、朝鮮⼈軍夫や「慰安婦」をめぐる記憶、⽶兵たちが抱えていたトラウマや苦悩など、沖縄を結節点とする多様な⽣の軌跡も沖縄文学に含まれている。
本講座では、小説家として沖縄を見つめてきた⼜吉栄喜⽒と、沖縄において日本近代文学を研究する小嶋洋輔氏の対談を実施する。沖縄の〈戦後〉を生きた小説家の原風景や文学への思い、それが日本全体の流れや日本近代文学とどのように絡み合うのかという研究者の視点を通して、沖縄における〈戦後〉がいかなる時間であったのかを考えたい。



■日 時  2025年10月18日(土)13:00~16:00
■会 場  沖縄国際大学 13号館 3階 301教室
■主 催  沖縄国際大学 南島文化研究所
■後 援  沖縄タイムス社、大学コンソーシアム沖縄
■対 談  又吉 栄喜氏(第114回芥川賞受賞作家)
      小嶋 洋輔氏(名桜大学教授)

参加無料・事前申し込み不要となっていますので、沖縄文学に関心のある市民の方はもちろん、卒論で沖縄文学を取り上げたいと思っている2.3年生の皆さまもぜひご来場ください!

詳細はこちらから。
https://www.okiu.ac.jp/news/85871