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日本文化学科のブログ

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【大学生は夏休みになにをしているの? 卒業研究の協力依頼のため病院図書室を訪問しました】

研究室・ゼミナール紹介
8月上旬から9月下旬まで続く大学生の夏休み。4年生は就活もひと段落して、いよいよ後期から本格的に執筆に入る卒業研究の準備を着々と進めている時期でもあります。

図書館情報学ゼミ(山口 真也 (Yamaguchi Shinya) 先生指導)に所属する仲田さんは、「病院患者図書館」をテーマに卒業研究を進めており、入院患者や外来患者、またはそのご家族向けの図書館サービスのあり方を実証的に検証するため、実際の病院で患者向けのサービスのお手伝いをしながら、患者側にはどのようなニーズがあるのか、どのような資料が求められ、どのようなサービス形態が適しているのか、といったことを検討していく予定です。

この日は県内の総合病院にお邪魔して、図書室のご担当の方に研究の主旨を説明してご協力をお願いし、病院内の施設の見学などもさせていただきました。

おかげさまで病棟への出張貸出を10月から11月にかけて手伝わせていただけることになり、3年生のゼミ論では把握できなかった患者側のニーズを明らかにすることで、ますます深い内容の研究になりそうです。

日本文化学科の卒業研究は9月末から本格的に始まり、12月の一次提出まで、最大100ページ近い論文を書いていくことになります。病院図書館の研究は図書館の学会でもまだまだ少なく、仲田さんの研究成果が大いに注目されます。どうぞご期待ください。