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日本文化学科のブログ

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【図書館学担当の山口先生が沖縄県子ども読書指導員の皆さんのビブリオバトル研修会の講師を務めました!】

先生も頑張ってます
2018年10月27日、沖縄県総合福祉センターで開催された「平成30年度沖縄県子ども読書指導員スキルアップ研修会」の講師を、日本文化学科で図書館司書課程の授業を担当する 山口 真也 (Yamaguchi Shinya)先生が担当しました。

この講座は、各市町村で読み聞かせ等の活動を長く行って来られた方を対象に、子どもの読書についての理論や実践をより高めてもらい、各地域で指導者としてそのスキルを活かしていただくために設けられたものです。

今回の研修会のテーマは「ビブリオバトル」ということで、読書指導員の皆さんに、ワークショップ型ビブリオバトルとイベント型ビブリオバトルの体験をしていただき、学校や図書館、地域でビブリオバトルを広めていく上での注意点などを山口先生から説明させていただきました。


受講されたのは日ごろ学校や地域で読み聞かせ等のボランティア活動をされているみなさんということで、紹介された本のジャンルもミステリー小説からファンタジー小説、絵本、写真集、エッセイ、実用書、学術書と幅広く、プレゼンでもとても魅力的に本を紹介してくださり、投票の際には「1冊を選べない!」「どれも読みたい」といった声も聞こえてきました。

午後の決勝では、辻村深月さんの『かがみの孤城』がチャンプ本に選ばれました。本屋大賞で話題になってみたので買ったところ面白くて、目を離したすきに、娘さん、息子さんの手に次々と渡って、家族内でも大ベストセラーになったというエピソードを指導員さんがユーモラスに語ってくださいました。

研修当日は予定していたよりも参加人数が少し少なくなったため、山口先生も飛び入りでビブリオバトルの決勝戦に参加して、大好きなドラえもんのカルト本を紹介したりして、楽しい一日を過ごすことができました。
読書指導員の皆様におかれましては、今回の研修を地域での読書活動の推進に生かしていただければと思います。