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日本文化学科のブログ

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【司書課程の4年生がジュンク堂那覇店でのブックフェアにチャレンジしています!】

図書館司書課程通信
日本文化学科では4年生になると受講できる「アドバンスド科目」として、各領域ごとに大学の外に飛び出して様々な体験ができる実習型の授業をいくつか設置しています。
「図書館情報学特別演習Ⅰ・Ⅱ」という科目は、司書課程で学ぶ学生たちが受講するアドバンスド科目で、今年度前期の授業では、ジュンク堂那覇店と協働しながら、「書店好き・読書好きの大学生がプロデュースするブックフェア」を企画・運営することになりました。



先日のジュンク堂那覇店への訪問を通して、書店側からの要望を確認した後、ブックフェアのテーマを検討し、次の2つの小テーマをジュンク堂那覇店に提案させていただきました。

(1)「授業で読んだ(読まされた?)けど、ものすごく面白かった本」:
沖縄国際大学の日本文化学科の学生である私たちが日々授業で学んでいる文学作品を中心として、文学理論を解説した(読みやすい)専門書・入門書や、サブカルチャー系の授業で取り扱う名作漫画等も紹介(販売)させていただきたいと考えております。また、ジュンク堂書店那覇店では、県外からの観光客の来店が多く、沖縄本へのニーズが大きいとうかがっておりますので、授業で扱っている沖縄関係の本(沖縄文学関係の本)も紹介・販売させていただきたいと考えております。文学作品については、「平成生まれの大学生が読んで感動した昭和の名作」というコンセプトで本を選ぶ予定です。

(2)「こんなに面白いのになぜ映像化されないの?」:
文学好き・読書好きの学生たちが授業以外で、個人的に読んでいるお気に入りの小説や漫画、児童書や絵本の中から、まだテレビドラマや映画、アニメーション等で映像化されていないおすすめの作品を紹介(販売)したいと考えております。また、映像化不可能な理由やもし映像化するならどんな配役にするか、などもパネル等で説明させていただき、その作品への熱い想いが伝わるようなフェアにできればと考えております。「まだ映像化されていない隠れた名作を紹介する・発掘する」というコンセプトで本を選び、来店して下さる方々の読書の世界が広がるようなフェアにしたいと思っております。

この日の授業では、上記の2つのテーマで販売したい本を机の上に並べて、販売リストを作成したあと、販売促進のためのイベントとグッズの検討を行いました。
書店側から、沖縄国際大学の日文生が取り組んでいることが分かるようなキャラクターを作ってほしい、という提案があったため、沖縄国際大学の公式キャラクター「はてなん」と「びっくりん」のお友達として、写真のようなキャラクターを話し合いながら作成し、小テーマにあわせて「ぶっくりん」「じどりん」という名前も付けてみたりしました。



フェアは順調にいけば6月7日からスタートする予定です。6月8日には受講生たちが本の紹介をする、「ビブリオブックトークバトル」も予定しています。ご期待ください!