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日本文化学科のブログ

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【日本文化学科にはこんな授業も!ーー「文学実作演習」のご紹介】

おもしろ授業
文学、詩、漫画、俳句、エッセイなどなど、創作好きが集まる日本文化学科。1・2年生で創作の理論を学んだあとはいよいよ実践!ということで、「文学実作演習」という科目では文学作品の創作トレーニングを行っています。



今年のこの科目をご担当いただいているのは、琉球新報短編小説賞や新沖縄文学賞も受賞されている作家の崎浜慎先生。

2019年5月16日の授業では、小説を書くために必要な「場所・人・物語」について、小説や絵本などの作品紹介を通して創作の基礎を学びました。
授業は前半で先生の講義があり、後半は講義を受けた上でワークショップを行うという構成になっています。ワークショップでは、モーリス・センダックの絵本『かいじゅうたちのいるところ』を読み、スクリーンを使って先生による簡単な読み聞かせ後、解説を聞いたうえでの学生それぞれの感想をペアで話し合っていきました。
そのあと、本来セリフのない最後のシーンで主人公がなんと言っているのか考えるという課題に取り組みました。学生たちそれぞれが自分の考えたセリフと、それにいたった意見を交えた発表で楽しい雰囲気で授業は進みました。



自分の中から言葉を紡ぎ出して、表現をすることにはいつも新鮮な驚きがあります。なぜなら、知らない「私」を自分の中に発見できるからです、と崎浜先生。
みなさんも日本文化学科で文学を書く・つくる楽しみを体験してみませんか?