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日本文化学科のブログ

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【海外日本語教育実習に行ってきました!】

日本語教育副専攻課程通信(日本語教師)
日本文化学科には日本語教師の資格を取得できる日本語教育副専攻課程が設置されています。
この課程では学内外で、外国人に日本語を実際に教える教育実習を行う授業があり、毎年8月と3月には海外での実習経験を積むことが出来るプログラムも準備されています。今年の3月に台湾へ実習に行ってきた日本文化学科3名からのレポートが届きましたので、こちらでもご紹介します。



私達は、今年の3月、台湾の東海大学で3週間の海外日本語教育実習を行ってきました。実際の学習者に日本語を教えるのは、初めての経験で出発前からとても緊張したのですが、東海大学の先生方と以前交換留学で沖縄国際大学に来ていた東海大学の学生、それから日本語を学ぶ学生がとても暖かく私達を迎えてくれました。

初めての授業では、学習者への指示もうまくできずに、学生を混乱させてしまうこともありました。それでも、授業を見学したり担当の先生に指導をしてもらったりする中で少しずつ改善できたと思います。授業外での仕事を先生から任されることもあり、学習者の宿題を採点することもあって、そういうところからも学習者がどんなところで間違えやすいか、どんなことに苦手意識を持っているかも分かりました。





授業の中で、出身地である沖縄の文化や日本の文化を紹介することもできました。沖縄というとリゾート地というイメージがありますが、悲しい歴史と平和への思いも伝えることができたのはとてもよかったと思います。
授業外でも台湾の学生との交流をたくさん持つことできて、とても楽しく過ごすことができました。
海外日本語教育実習は大変なこともありますが、外国で異文化を感じるでき、日本語教師としてのやりがいも感じることができて、とてもいい経験になりました。