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日本文化学科のブログ

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【韓国留学中の仲村さんより留学体験記が届きました!】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み
안(アン)녕(ニョン)하(ハ)세(セ)요(ヨ)(こんにちは!)

私は、現在テジョンという地域にある韓南(ハンナム)大学に交換留学しています。ハンナム大学は、敷地がとても大きく大学の中に道路があるほどです。また、ほかの大学よりも自然が多く季節ごとに変わる学校の雰囲気も魅力的です。私は、韓国語を勉強するために、大学の内にある語学堂へ通っています。月から金まであり、1日4時間韓国語を勉強しています。もちろん授業は韓国語で行われ、2日で1課終わらせるぐらいのスピードなので予習は必須です。中間、期末テストは本1冊の範囲なのですごく大変ですが、その分韓国語は伸びるのでがんばりたいと思います。



私のクラスには、ベトナム、中国、ウズベキスタンなどの国の友達がいてその国の事について教えてくれるので、毎日が新鮮です。語学堂では文化体験があり、今回はソウルにあるエバーランドという遊園地に行ってきました。絶叫系アトラクションがたくさんあり、なぜか遊園地の中に動物園のような場所もあって不思議でした。
最近、語学堂の修了式があり、無事4級クラスを修了する事ができました。次の夏学期までに、もっと自分で勉強をして語学力つけて夏学期に挑みたいと思います。

ハンナム大学では語学堂の授業だけでなく、学部の授業もとっています。私がとっている日本文化の理解では、日本の領土や、天皇制、また憲法など幅広い範囲を勉強しています。一見日本人には簡単そうに見えますが結構歴史が出てくるので、歴史が苦手な人は大変かもしれません。また、この授業もすべて韓国語で行われますが、語学堂とちがって使われる韓国語が難しいため調べながら授業を受けています。この授業で感じた事は、日本に興味を持っている韓国の方々が思った以上に多いということと、日本人よりも韓国人のほうが日本の文化を知っている場合があるという事です。先生に質問を投げかけられても分からないこともあるので、もっと沖縄で日本について勉強すればよかったなと痛感しています。

韓国では2人部屋の寮にすんでいて、ルームメイトは日本人なので、分からない事があったら、助け合っています。また、一緒にご飯をたべたり地元の事について語ったりして楽しい毎日を過ごしています。ですが、私が今住んでいる寮は古くなって取り壊しが決まっているので学校の寮に引っ越さなければなりません。またいつ立て替えられるのかも分からない状況なので今住んでいる寮には戻れないようです。



私が住んでいるテジョンは学校の外にでると、日本人がほぼいないので必ず韓国語を使わないといけない環境になります。また、ソウルやプサンなどにくらべると遊ぶところはないですが、静かで、ゆっくりとした時間が流れている沖縄のような雰囲気です。私は、プサン、ソウルどちらも行きましたが、住みやすいのはテジョンかなと思います。



私の留学生活はまだ始まったばかりですが、1つはっきり分かった事があります。それは、自分から積極的に行動しないと韓国人の友達を作る機会や韓国語を使う機会はなくなってしまうという事です。待っているだけでは、日本にいる時とほぼ一緒といっても過言ではありません。とにかく、積極的に行動することで有意義な留学生活をおくれると思います。

留学に行くか行かないかで迷っている方はたくさんいると思います。ですが実際来て見ると大変な事もある反面、楽しい事や自分のためになる事がたくさんあります。留学は自分自身を大きく成長できる機会だと思うのでぜひ挑戦してみてください。