文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【図書館学担当の山口先生が学校の先生や社会教育担当者向けの著作権講座の講師を担当しました!】

先生も頑張ってます
大学の先生たちは社会貢献活動の1つとして、それぞれの専門の領域生かして、学外で様々な研修会の講師を担当することもあります。夏休みは特にこうしたお仕事が多く、図書館司書課程担当の山口先生も、図書館サービスとのかかわりが深い著作権をテーマとした研修会の講師依頼を受けることがよくあります。

2019年8月26日に開催された、沖縄県の生涯学習課が主催する「情報教育指導者等養成講座」でも、著作権をテーマとする講座を山口先生が担当し、「情報教育指導者に役立つ著作権法の基礎知識」と題した講座を行いました。



当日は県立高校の先生のほかに、各自治体の図書館や博物館の職員の方も参加されていたため、それぞれの教育活動の場面で、著作物を利用する際に、どのような行為が問題になるのかを理解する上で必要となる基礎的な知識を理解することを目指して、
 〇著作権法は著作者の権利を守るための法律である
 〇著作権は子どもたちの学習成果物にも存在する
 〇著作権フリーと書いてあるものは自由に利用できる
 〇著作権は著作者の死後50年経過すると消滅する
といった、「よくある誤解」を題材として、著作権法のエッセンスをお伝えしました。

普段は図書館の職員さん向けの著作権講座を担当することが多い山口先生ですが、学校の先生の研修を担当する機会は少ないそうです。「緊張しましたが、熱心に聞いてくださって、終わった後もいくつか質問をいだいて、私自身も勉強になりました」と山口先生。

このように、日本文化学科ではれぞれの先生が専門領域を生かしてさまざまな社会活動を行っています。文学、沖縄の方言、芸能などなど、県内であれば気軽に参加できますので、いつでも大学の方にお問い合わせください。