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日本文化学科のブログ

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【沖縄の昔話の英語字幕入りアニメーション最新作がYOUTUBEで公開中!】

図書館司書課程通信
日本文化学科には、沖縄・日本に伝わる豊かな文化を次の世代へ継承していくための問題意識やスキルを学ぶ「多文化間コミュニケーションコース」が設置されています。

コースの学生たちはそのモデル学習の1つとして、2年生後期から3年生にかけて、沖縄に伝わる民話・昔話を県内外や海外に発信するために英語字幕入りアニメーションを作成して、YOUTUBEで公開する取り組みを行っています。
そしてこの取り組みは、沖縄国際大学日本文化学科の名誉教授でもある、故・遠藤庄治先生の指導の下で始まり、地域文化の保存と継承する役割をもつ図書館司書の養成課程に引き継がれ、現在は多文化間コミュニケーションコースのモデル学習としても位置付けられています。(司書課程の学生たちも多く受講しています)



先日、2020年度後期の作品を紹介しましたが、2021年度の学生たちの作品も無事に完成しましたので、YOUTUBEの「おきこくにちぶんちゃんねる」にて公開しました。

2021年度前期の学生たちは、
「あたまに身が詰まっているミーバイ」
「きょうだいのなかなおり」
「うしとうま」
「猫を木につするわけ」
「孝行娘とおおきな蛇」
「孝行鳥のすずめ」
の6作品をアニメ化しました。

昨年からコロナ禍で、PC室の利用制限があったり、グループワークができなかったり、いろいろな制約もあった中で、学生たちが沖縄の昔話の楽しさを広く伝えようと頑張って作った作品です。

民話は「庶民の希望の文学」とも言われます。古い時代の沖縄の人たちが何を思い、何を願っていたのかも、楽しいアニメーションを通してぜひ感じ取ってほしいです。
https://www.youtube.com/user/yamacyn33/videos