文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【夏のオープンキャンパスを開催しました! テーマは「総合型選抜攻略法」!】

入試お得情報!
2022年7月4日、沖縄国際大学にて夏のオープンキャンパスが開催されました。

今回のオープンキャンパスは、完全予約制、3年生限定ということで、総合型選抜のエントリーを考えている人向けに、「日本文化学科入試攻略法」と題して、日文のカリキュラムの魅力を伝えつつ、入試に向けたアドバイスをいろろいろ行いました。



入試攻略法とは、アドミッションポリシーを正しく読むこと、です。
このポリシーをしっかり理解しないまま受験してしまうと、志願理由や将来目標などを深く考えない状態でエントリーシートを書いたり、面接をしたりすることになります。また、もし合格したとしても、入学後、学科での学びと自分の関心とのミスマッチが起こってしまう可能性もあります。学科紹介では、ポリシーを読み取るためのポイントとして次の点を山口先生から解説しました。



◎日文のポリシーは2階建て! 自分に合った受験種別を選択しましょう! 
◎日文のカリキュラムの中心は「言語」と「文学」
 どんな将来に進むにしても必ず役立つ「ことばの力」を身に付けつつ、一人ひとりの興味を探究できる「文学」を通して、学ぶことを楽しむことができるのが日本文化学科。
◎活動履歴には文化活動以外の活動も書くことができる!
 あくまでもポリシーとの関わりが大切。言語・文学と関わらないスポーツ活動、ボランティア活動などもアピールしよう。
◎将来の進路は「なりたい」だけでは弱い!
 「なりたい」は誰でも言えるので、なるためにいまどんな努力をしているかを伝えよう。

学科紹介では、この他にも、総合型選抜試験(以前のAO入試)を受験した経験のある先輩からのアドバイスもありました。
先輩たちからは、
◎志願理由書はこれからのこと、自己紹介書はこれまでのことを書く!
◎学修計画書を書くときは「オキコクの本棚」というホームページが参考になる!
◎将来目標を語るときはその仕事について徹底的に調べる! ネットで調べられるのは全国の状況、沖縄の状況ではないかも?
といったアドバイスがありましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。



学科紹介後の体験講座は、学科のカリキュラムの中心にある「文学」と、日本の言語や文学を海外と比較してその特徴を学ぶための「多文化」を取り上げました。
各講座の概要は次の通りです。

「文学を「研究」すること」 (村上陽子先生)
本が好きな人、自分で小説を書いてみたいと思っている人、アニメや漫画に興味がある人……。
文学「研究」に興味を持つきっかけは人によってさまざまです。
大学で文学を「研究」することはどういうことなのでしょう。ただ読書をすることと何が違うのでしょうか?
そんな疑問を持つ高校生のみなさんのために、大学での文学「研究」をわかりやすく解説します。



「「韓ドラあるある」の後にあるもの—異文化を読み取る—」(安志那先生)
「梨泰院クラス」「愛の不時着」「イカゲーム」など大ヒットした韓ドラ。皆さんも一度は聞いたり実際見たことがあるのではないしょうか。
なぜ韓ドラは次々とヒットするのでしょうか。また、韓ドラが映す韓国社会は、本物でしょうか。
本講座では、皆さんがよく知っている韓ドラを通して、異文化を理解する方法を紹介します。



どちらの講座も日本文化学科での学びの楽しさを理解できる面白い内容でした。

講座終了後は教室前のブースで、日文の先輩たちが受験生の皆さんからの質問も受け付けました。
「鬼慶良間ってなんですか?」「学校司書の資格を取るのは大変ですか?」などなど。
午後から各研究室の卒論集を置いたところ、難しい文学の研究論文や学校教育の論文を読み込んでいる受験生さんもいて感心しました。





台風が過ぎたばかりで、風はそれほどではありませんでしたが、雨が一時的に強く降って、たいへんな中ご来場いただいた受験生の皆様に心から感謝申し上げます。風邪をひかないように気を付けてくださいね。
7月17日のオープンキャンパスもお楽しみに!