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日本文化学科のブログ

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【南島文化研究所の講演会に報告者として村上先生が参加!】

先生も頑張ってます
すこし前ですが、2022年11月12日の午後、沖縄国際大学に設置されている「南島文化研究所」が主催する「第44回南島文化市民講座・2022 年度協定校間国際学術講演会「沖縄・韓国の 50 年」がオンラインで開催され、日本文化学科で沖縄文学・日本文学の授業やゼミを担当している村上陽子先生も報告者の一人として参加されました。

村上先生は今年度から南島文化研究所の副所長も務めておられます。

当日は、国内ばかりでなく国外からもオンラインにて多くの参加をいただきました。
講演会の様子は大学のサイトでも紹介されていますので是非ご覧ください。



【第44回南島文化市民講座・2022 年度協定校間国際学術講演会】
https://www.okiu.ac.jp/news/60297

近代以降、沖縄は幾度もの「世替わり」を経験してきた。アジア・太平洋戦争後に日本から切り離されて米軍統治下に置かれた沖縄は、27年間の「アメリカ世」を経験し、1972年5月15日に日本に復帰した。2022年は、沖縄の日本復帰から50年の節目の年となる。しかし、復帰 50年目を迎えてなお、沖縄は日本との経済格差や貧困、過重な米軍基地の負担など多くの問題を抱えてもいる。
沖縄の米軍基地は、朝鮮半島の「戦争と平和」とも密接な関わりを持つ。また、在韓米軍基地に関しては、この50年の間に返還や移転をめぐって多くの議論や運動が行われてきた。そのなかで、お互いの経験を共有しつつ、沖縄と韓国との連携、連帯も1980年代から90年代にかけて進んできた。さらに、韓国における民主化運動の歴史は、沖縄の復帰運動の展開やその運動への批判的視座と響き合う面もある。
本企画では、歴史学・社会学・文学など、多様な視点から沖縄/韓国のこの50年間を検証することを通して沖縄と韓国の結びつきや相違点に目を向け、相互理解を深めたい。