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日本文化学科のブログ

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【比較文化研究室のみなさんが安先生の故郷である韓国へ研修旅行に行ってきました!】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み
日本文化学科には、日本・沖縄の文化と世界の文化を比較・対照することで、これからの国際化・多様化する社会を生きる力を身に着ける「多文化間コミュニケーションコース」が設置されています。このコースには、授業やゼミ、サークル活動、留学、卒論の調査など、学内の様々な制度を使って、海外体験を重ねていく学生が多く所属しています。

すこし前になりますが、今年の春休みを利用して、多文化間コミュニケーションコースの学生が多く在籍する比較文化研究室のみなさんが、ゼミを指導している安志那先生の故郷である韓国に研修旅行に行ってきました。



今回の研修日程はたっぷり4日間! 
以下のような日程で韓国の文化を学びました。

2月29日(木)那覇国際空港発(15:00)→仁川国際空港着(17:10)、コリアナホテル(Koreana Hotel)に宿泊
3月1日(金)北村韓屋村、景福宮における体験学習
3月2日(土)国立中央博物館における体験学習
3月3日(日)仁川国際空港発(11:40)→那覇国際空港着(14:00)

研修旅行終了後のゼミでの報告会では、参加学生一人ひとりがテーマを決めて、日本と韓国の文化的相違点や共通点をレポートしてくれました。
ある学生は、ソウル滞在中の「食事」について次のように楽しく報告してくれました。
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コンビニでは、主に韓国牛乳やヨーグルトを購入したのですが、韓国の牛乳は、ヤクルトの容器を大きくしたような見た目で売られ、様々な種類があるのが印象的でした。中でも有名な「バナナウユ」は、温泉の後に飲むような優しい味の牛乳です。
有名な「ビヨット」のヨーグルトを食べました。味は日本よりもっちりしていて少し甘く、ヨーグルトがあまり好きではない私自身も食べることができました。



研修に参加した2月は沖縄もまだまだ寒いですが、韓国の寒さは想像以上でした。韓国の食事は、辛めで美味しいものがたくさんあったのですが、辛さの中においしさがある、という食文化は私が住んでいる沖縄にはあまりないように感じました。
「冬の寒さが厳しい」という環境がこうした食文化を生んだのかな?、と思いました。辛いものを食べた後に体が温まる気持ちよさは、冬の韓国でしか味わえない経験だと感じました。

今回の研修旅行を通して、「食文化」からも韓国と日本、そして、沖縄の違いを発見することができました。
次回韓国に行くときはさらに辛さに強くなって、もっとたくさんの種類の韓国料理に挑みつつ、多文化を体験・発見してみたいです!