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日本文化学科のブログ

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【総合型選抜試験はもうすぐ! 昨年度の合格者から図書館司書を目指す皆様へのアドバイスが届きました!】

入試お得情報!
総合型選抜試験(A日程)のエントリー期間は9月2日~ 9月5日。日本文化学科へのエントリーを考えている受験生の皆さんは高校生活最後の夏休みを返上して、志願理由書や面接対策に頑張っているのではないでしょうか?

そんな受験生のみなさまに向けて、昨年度の入学試験で総合型選抜を受験し、見事合格した1年生の皆さんからアドバイスが届きました。
今年度の日本文化学科オリジナルパンフレットにも掲載されていますが、スペースの都合で泣く泣くカットした部分も復活してお届けします。
今回は、まちの図書館や学校の図書館などで働く専門職である「図書館司書」を将来の目標としているみなさんへのアドバイスです。
図書館司書ってどんな仕事なのでしょうか? 図書館司書は私たちの日々の暮らしにどんなふうに役立っているのでしょうか?
図書館司書という仕事、そして図書館情報学という学問に関心のある皆様はぜひご覧ください!

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私は人の好奇心に寄り添う仕事である「図書館司書」に憧れがあり、県内で唯一の図書館情報学専門ゼミが設けられている日本文化学科に進学を決めました。

私は昨年10月の総合型選抜試験で合格し、入学の内定をいただいたのですが、合格につながったのは図書館についての調べ学習・探求学習を自分なりに行ったが大きかったと思います。

図書館にはどのような種類はあるのか、公共図書館、学校図書館、大学図書館…、それぞれの種類の図書館で働くにはどのような段階を踏んでいく必要があるのか。そうしたことを一つ一つ調べることで、自身がどんな図書館でどのように働きたいのか、そして、そのために大学で何を学ぶべきかを明確にする材料になり、志望理由の充実や面接で専門的なことを質問された際に役に立ちました。総合型選抜にチャレンジする方はぜひこの点を考えてみてください。

エントリーに向けてもう一つ大切なことは、司書資格の取得は沖縄国際大学であれば学科に関わらずどこでも可能であるため、司書になりたい、というだけでは日本文化学科を志望する理由として弱いものになってしまう、ということです。司書になりたい方は、「なぜ日本文化学科でなければいけないのか」を明確にしつつ、将来の目標である図書館司書の仕事にその学びがどう生かせるのか、を言葉にできるとよいと思います。

現在は「図書館概論」という授業で、図書館とはどんなはたらきをもつ場所なのかを学んでいる最中です。この授業をとおして、これまで自分は「利用者」の立場から図書館をみていたことに気が付きました。働く司書の側から、または社会全体から期待される役割、といった違った側面から図書館の学びを深めています。
図書館について専門的に学べる毎日がとても楽しいです。司書を目指す皆さん、ぜひ日本文化学科でいっしょに頑張りましょう!

※写真は今年4月に開催された新入生メンバーシップトレーニングでの入学前課題作文の表彰式から。
アドバイスをくれた本盛さんは見事、図書館情報学分野での最優秀賞を受賞しました!