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日本文化学科のブログ

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【「Weekday Campus Visit」が開催! 古典文学・教職ゼミの様子をリポート】

おもしろ授業
大学の講義を高校生が直に体験することのできるWeekday Campus Visitが、2024年9月23日に開催されました。
この日は祝日で高校生はお休みですが、大学生は通常の出校日となっていて、大学生活を体験してもらうにはぴったりの一日。
日本文化学科では、3時間目に開講されている、近現代文学ゼミ、古典文学ゼミ、琉球語・文学ゼミの3つを開放して、高校生の皆さんに参加してもらいました。

田場裕規先生が担当する古典文学・国語科教職ゼミでも3人の高校生のみなさんを迎え、田場先生のゼミで掲げている「古典に学ぶ」「古典に親しむ」というテーマの下で、ゼミ生といっしょにふだんのゼミ活動を体験してもらう時間を設けました。

田場先生のゼミでは、中高の国語の先生になるための必須の知識として、古典文学の講読・読解に力を入れていますが、この日は古典文学作品の写本などでつかわれている「崩し文字」の解読に、高校生の皆さんにチャレンジしてもらいました。

この日、教室に来てくれた高校生の皆さんは文学に関心があったり、教職課程に興味があったりする皆さんでしたが、ふだんの高校の古典授業でみる文学作品と、崩し文字で書かれた作品は全く異なる印象があったようで、「ぜんぜん読めない!」「あ、でもよく見たら確かにそう!」「わかった!」という驚きや喜びの声が聞こえてきました。





大学生のゼミ生にも協力してもらいながら、1文字1文字解読していくことで、高校生の皆さんにとっても、古典に学ぶ、古典に親しむという体験ができたのではないでしょうか?
古典文学を学びたい方、そして中高の国語の先生を目指しているみなさんはぜひ日本文化学科で一緒に学びましょう!