【キャンパスライフ日記2024 ②ゼミの活動】
そのほかもろもろ
【キャンパスライフ日記2024 ②ゼミの活動】
日本文化学科の学生が、キャンパスライフについて報告してくれるキャンパスライフ日記、2024年度の第2弾はゼミの活動についてです。
言語学を研究する下地ゼミの学生が、ゼミの活動について報告してくれました。

沖縄国際大学日本文化学科に入学してから、気が付いたら2年半の月日が流れていました。現在、学業はもちろん、サークル、アルバイト、就職活動など、様々なことに取り組み忙しい日々を過ごしています。さて今回は、学業の中でも特にゼミナール(以下:ゼミ)のことについて紹介していきます。
日本文化学科には、日本や沖縄などの文学・言語学・文化だけでなく、国語科教育学・図書館学など、様々な研究分野のゼミが存在し、3年次から卒業論文の執筆に向けた取り組みが本格的に始まっていきます。

私は現在、言語学系のゼミに所属しています。私が言語学系のゼミに所属するきっかけになった出来事は、大学1年生の頃にさかのぼります。もともと高校生の頃、探究活動の授業の一環で「日本の若者言葉の変遷」について研究していたため、言語には少し興味がありました。しかし、1年次の後期から受講できる「日本語学入門」という講義を受けてから、私たちが無意識のうちに使用している日本語について専門的に学べたおかげで普段から意識するようになる機会が増えたので、さらに日本語について興味を抱いたことから、言語学について研究したいという気持ちが強くなりました。3年次になってゼミに所属したら、日本語の若者言葉についてさらに研究を進めていきたいと思っていたのですが、2年次の時に大きな転機が訪れました。
日本文化学科の2年次は、必修科目に「アカデミック・ライティング」という、レポートや論文を書く際に必要なスキルを身に付けることができる講義があります。その講義では、担当の先生から出題されるテーマをもとに研究レポートをまとめるというのが最終課題となっています。私は研究テーマに関連するものと自分が興味のある分野を組み合わせながら研究したいと感じ、「歌手研究」を行いました。ちなみに、対象の歌手は、シンガーソングライターの椎名林檎氏です。ありがたいことに、私が書いたレポートが高く評価され、学科全体で発表させていただく機会もありました。
このことをきっかけに、現在は言語学研究の第一人者である下地賀代子先生のゼミに所属し、椎名林檎氏の楽曲の歌詞研究(一人称など)をおこなっています。また、同じゼミ生の中には、自分が生まれ育った場所と沖縄方言の比較研究を行っている方や、漫画・アニメ・お笑いなど自分が好きなものから、一人称、役割語、若者言葉などの研究を行っている方々もいます。
ゼミは毎週月曜の3限にあり、毎回ローテーションで個人発表があります。発表した後に先生や先輩方からアドバイスをいただき、改善していくことで、より良い研究ができるのが良い点です。
言語学に興味のある1・2年次の学生のみなさん、下地ゼミで一緒に研究しませんか。

日本文化学科の学生が、キャンパスライフについて報告してくれるキャンパスライフ日記、2024年度の第2弾はゼミの活動についてです。
言語学を研究する下地ゼミの学生が、ゼミの活動について報告してくれました。
沖縄国際大学日本文化学科に入学してから、気が付いたら2年半の月日が流れていました。現在、学業はもちろん、サークル、アルバイト、就職活動など、様々なことに取り組み忙しい日々を過ごしています。さて今回は、学業の中でも特にゼミナール(以下:ゼミ)のことについて紹介していきます。
日本文化学科には、日本や沖縄などの文学・言語学・文化だけでなく、国語科教育学・図書館学など、様々な研究分野のゼミが存在し、3年次から卒業論文の執筆に向けた取り組みが本格的に始まっていきます。
私は現在、言語学系のゼミに所属しています。私が言語学系のゼミに所属するきっかけになった出来事は、大学1年生の頃にさかのぼります。もともと高校生の頃、探究活動の授業の一環で「日本の若者言葉の変遷」について研究していたため、言語には少し興味がありました。しかし、1年次の後期から受講できる「日本語学入門」という講義を受けてから、私たちが無意識のうちに使用している日本語について専門的に学べたおかげで普段から意識するようになる機会が増えたので、さらに日本語について興味を抱いたことから、言語学について研究したいという気持ちが強くなりました。3年次になってゼミに所属したら、日本語の若者言葉についてさらに研究を進めていきたいと思っていたのですが、2年次の時に大きな転機が訪れました。
日本文化学科の2年次は、必修科目に「アカデミック・ライティング」という、レポートや論文を書く際に必要なスキルを身に付けることができる講義があります。その講義では、担当の先生から出題されるテーマをもとに研究レポートをまとめるというのが最終課題となっています。私は研究テーマに関連するものと自分が興味のある分野を組み合わせながら研究したいと感じ、「歌手研究」を行いました。ちなみに、対象の歌手は、シンガーソングライターの椎名林檎氏です。ありがたいことに、私が書いたレポートが高く評価され、学科全体で発表させていただく機会もありました。
このことをきっかけに、現在は言語学研究の第一人者である下地賀代子先生のゼミに所属し、椎名林檎氏の楽曲の歌詞研究(一人称など)をおこなっています。また、同じゼミ生の中には、自分が生まれ育った場所と沖縄方言の比較研究を行っている方や、漫画・アニメ・お笑いなど自分が好きなものから、一人称、役割語、若者言葉などの研究を行っている方々もいます。
ゼミは毎週月曜の3限にあり、毎回ローテーションで個人発表があります。発表した後に先生や先輩方からアドバイスをいただき、改善していくことで、より良い研究ができるのが良い点です。
言語学に興味のある1・2年次の学生のみなさん、下地ゼミで一緒に研究しませんか。