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日本文化学科のブログ

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【3年生による夏のインターンシップ報告会を開催しました!】

キャリア教育
日本文化学科では国語の先生、図書館司書、日本語教師などの専門職だけでなく、企業就職も含めたキャリア教育にも力を入れており、毎年、たくさんの3年生が夏休みを利用してインターンシップに参加しています。

今年もたくさんの学生がインターンシップに参加し、代表者による報告会が、2024年12月23日(月)、2年生必修科目「ゼミナール入門」という授業のなかで開催されました。発表者一人ひとりがプレゼンテーションの資料を準備し、趣向を凝らして仕事内容や成果を報告してくれました。

学生たちが夏休み期間に参加したインターンシップ先は、印刷会社、旅行会社、リース会社、病院、公民館、市役所、自動車販売会社などさまざま。それぞれの企業の業務内容の説明もあり、どの会社も会社の名前からは想像できないような多様な業務があり、世の中の仕事の見方を広げるよい機会になったように思います。



報告の中で多くの3年生が、今回のインターンシップを通して気が付いたことが、「自分の軸を知ることの大切さ」です。
世の中にはどのような仕事があるかを知り、自分はどのような価値観を持って働いていきたいのか、どのような向き不向きがあるのか、就職活動が本格的にスタートする3年生後期の前の時期に学ぶ機会をえることができた、ということがとても良い経験になった様子でした。
ある学生は「自分の軸と将来の進路を重ねる上では各企業の「社是」を見ることをお勧めします」「毎日のニュースなど、何気なく触れているいろいろな情報も、自分の将来につながっている、という意識で過ごすと、自分の大切にしていることや自分の信念が見えてくるかもしれません」といった具体的なアドバイスもありました。



報告のあとの質疑応答の時間には、
「インターンシップの授業はいつごろから始まるの? 単位は得られるの? 志望する企業に必ず派遣されるの?」という基本的な質問から、
「営業という仕事にやや苦手意識を感じているけれど、実際に同行してみてどう感じましたか?」
「2年生のいまから取り組めることはありますか?」
といったたくさんの質問が寄せられ、報告者一人一人が、自分自身が2年生だった頃のことも思い出しながら、親身になって、2年生に役立つ情報をたくさん答えてくれました。

報告を聞いた2年生からは「自分の将来について前向きに考えるきっかけになった」「日文の学びが企業での仕事にどうつながるか、漠然としていたけど、報告を聞いてイメージが広がった」「将来の進路の視野が広がった」「市役所や図書館のインターンシップもあると知って楽しみになった」など様々なコメントが寄せられました。
2年生たちも一所懸命メモをと取っていて、学ぶことがたくさんあったようです。

報告してくれた3年生の皆様、お疲れさまでした。
インターン生をご指導いただいた企業の皆様にも大変お世話になりました。
これからも日本文化学科をよろしくお願いいたします。