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日本文化学科のブログ

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【図書館情報学ゼミのメンバーが沖縄県図書館協会の活動を紹介するポスターを作成しました!】

図書館司書課程通信
4月30日は図書館法という法律の施行を記念した「図書館記念日」という、図書館にとって大事な一日です。
沖縄県図書館協会という団体では、この日を記念して「りっかりっかとしょかん」(沖縄のことばで、図書館へさあ行こう!)というキャンペーンを4月末から5月にかけて展開しています。

沖縄県立図書館では4月19日にキックオフイベントを開催するということで、日本文化学科で図書館情報学を学ぶ学生たちもこのイベントに向けて、毎年、ポスター制作に協力しています。



沖縄県図書館協会には「調査研究部会」という組織があり、沖縄国際大学の図書館情報学ゼミではこれまで、共同研究として、
●コロナ禍において沖縄県の公共図書館は十分なサービスを行ったか?
●少年院でのビブリオバトルのデモンストレーションが司書を目指す学生たちの学びにどう役立ったか?
●読書には認知症進行抑制効果を期待できるか?
●病院患者図書館にはどのような資料が必要かなのか?
などのテーマの下で、様々な調査・研究を行ってきました。



ポスターでは、全国でも珍しい、館種を超えた研究活動を長く続けている沖縄県図書館協会のあゆみ(歴史)を紹介しつつ、学生たちの調査研究活動を紹介するコーナーも大きく掲載されています。





本ポスターは、4月19日から1か月ほど、「りっかりっかとしょかん」のキックオフイベントが開催される沖縄県立図書館の1Fで展示されています。

「図書館にはさまざまな種類があります。町の図書館、学校の図書館以外にどんな図書館があるともいますか?」
「沖縄県図書館協会は、1964年に設立された当初は「沖縄図書館協会」という名前でした。なぜ「県」が付かなかったのでしょうか?」
「沖縄県立図書館の蔵書は約50年の間に何倍になったでしょうか?」
「蛇口をひねって水を飲むのもただではありません。自治体が提供する公共サービスの中で完全に無料で利用できるものは実は図書館だけかもしれないと言われています。なぜ私たちは図書館で無料で本を借りることができるのでしょう?」

などなど、学生たちが考えたクイズを解きながら、ぜひ図書館の役割や司書という専門職の必要性を知っていただければと思います。