２学期突入
　
こんにちは。韓南大学に派遣中の稲嶺です。新学期が始まり、忙しい日々が戻ってきました。心地よい風や優しい日差しから秋の訪れを感じています。今月のマンスリーでは、学部の授業の様子と休みの日の過ごし方を中心に報告していきます。
　
２学期からは語学堂に通わず、午前中から学部の授業に参加できるようになったため、学部での授業数を増やしました。合計21単位と、沖国で学んでいたときと同様程度の授業を受講しています。私は沖国で英米言語文化学科に所属しているため、学科の専門科目に読み替えできるよう、現地の英語英文学科およびグローバルビジネス学科の授業を主に登録しました。
英語英文学科の授業は、配布資料は英語で、進行は韓国語という形で授業が進められます。また、韓国人学生の受講が大多数を占めており、外国人学生は私を含め1〜3人程度しか受講していないため、授業の進度がとても早いです。一瞬でも気を抜くと、なんの話をしているか分からなくなってしまうので、いつも少し緊張します。そして、専門的な用語など、聞いたことのない新しい語彙が頻出するので、難しいですが学びが多く楽しいです。

グローバルビジネス学科の授業は１科目のみ受講しています。この学科は外国人学生が半数を占めるため、通常、授業は英語のみで行われる場合が多いそうです。しかし、私の選択した授業は、韓国語での説明の後に英語での説明、のように２回同内容を繰り返してくれるため、授業の進行がゆっくりで理解しやすいです。また、犯罪学という、沖国では共通科目にあたるような授業も受講しています。この授業は語彙がとても難しいですが、内容がとても興味深く、週に一度の楽しみな時間となっています。実際に起こった事件を参照しながら、犯罪者の心理や、捜査プロファイルも含めて学ぶことができます。
　
週末は、先輩と雑貨屋巡りをしたり、今月は初めて韓国で映画を見ました。雑貨屋は韓国ならではの雑貨はもちろん、日本のかわいい要素が取り入れられたものが多くあり、幸せな時間でした。映画は日本で先に公開された『鬼滅の刃』を見ました。韓国では、映画終了後、エンドロールを見ながら余韻に浸るという文化があまりないのか、話が終了次第さっさと退場する人が多く、面白かったです。
10月に入るとすぐに、チュソクという韓国の大型連休に突入します。そして、連休明けにはまもなく中間テストが始まるため、授業内容の復習をし、備えていきます。