文字サイズ

マンスリー留学体験記バナー

最新ブログ一覧(デスクトップ版)

  • すべて
  • 東海大学(台湾)
  • 韓南大学校(韓国)
  • 嘉泉大学校(韓国)
  • 釜慶大学校(韓国)
  • 澳門大学(中国・澳門)
  • レンヌ第2大学(フランス)
  • レオン大学(スペイン)
  • オスナブリュック大学(ドイツ)
  • 南ユタ大学(アメリカ)
  • バンクーバーアイランド大学(カナダ)

【2024年6月】バンクーバーアイランド大学(カナダ) 大城さん 総合文化学部 英米言語文化学科

バンクーバーアイランド大学(カナダ)
10ヶ月という一瞬の日々

こんにちは、カナダのバンクーバー・アイランド大学(以下VIU)に留学中の英米言語文化学科4年の大城と申します。今回は6/11〜帰国日までの体験記を綴りたいと思います。

帰国日が近づき約10ヶ月続いた留学生活も終了の香りがしてきました。自分でも驚くほどに寂しさというネガティブな感情よりも、「え、もう終わり?」という早すぎる日々の経過への驚きが勝っていました。このように淡々と過ぎる毎日に驚くばかりで、寂しさには浸れずにいた理由はUP5が忙しかったから以外にありません。ほぼ毎日とにかくライティング、ライティング、ライティングと英文エッセイを短時間で書き起す練習の繰り返しで、ライティングが苦手な私としてはかなり苦しい時間が続いた印象でした。主に、エッセイを書き起すために必要なアウトラインを制作し、それをグループ内で共有しアイディアを貰ったり改善点を指摘し合ったりして各々エッセイを書き始めるという内容でした。そのおかげで自分では思いつかないような興味深い新たな視点を得られたり、その単語を使うべきだったんだ!と気づきを得られたりできたのでとても有益な練習ではあったと感じています。この練習を通して度々痛感したことは、私のようにアイディアの善し悪しが明確化するまで書かずに考え込んでしまう人よりも、とにかく書き起こしながら最後まで書き進める人の内容の方が明らかにクリエイティブ且つ得点が高いということです。当たり前のことです。頭の中にしかないアイディアはロジックや順序に嵌め込むことも他者に添削してもらうことも難しいですが、紙に書き起こせばそれらが容易になります。とにかく紙に書き起こしていたクラスメイト達はどんどん添削をしてもらい容赦なくダメ出しを受けながらも自身のアイディアや意見をエッセイ用に完璧な物へと仕上げていきました。対して、頭の中で善し悪しを判断してから紙に書き起こしていたタイプの私は、制限時間内に最後まで書き進められたことがほとんどなく、添削してもらおうにも内容が無いため中途半端な仕上がりになってしまうことが多々ありました。これらの反省点を鑑みて、最後の2週間はとにかく書きまくることを意識してクラスに臨みました。そのおかげか完璧とは言えずとも期末試験のライティングはかなり順調に書き起すことができ練習の成果は出ていたと手応えを感じながらESLの全過程を終了することができました。

授業以外では、留学スタート時からほぼ毎日一緒にいたカタール人の友人のホームステイ先で送別会を兼ねて遊んだり、クラスでポットラックという打ち上げパーティをしたり、途中から同じクラスになった日本人の友人たちと最後の最後で初めてご飯を食べに行ったり、お土産を買いに走り回ったりしました。UP5最終日の2日後の早朝に帰国という過密スケジュールだったので最後まで大忙しでした。

カナダでの10ヶ月を振り返りながらしんみりする時間も無く留学生活を終えましたが、楽しかった思い出の数々を胸に無事日本へと帰国しました。この留学生活で得た経験や学んだ事を存分に活かしながらさらにステップアップできるよう今後も努力し続けていきたいと思います。そしてこの留学生活を支えてくれた両親、家族、友人たち、そして全ての人々への深い感謝の意を込めて、第11回のマンスリーレポートを締めくくりたいと思います。ご拝読下さりありがとうございました。