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【2024年5月】南ユタ大学(アメリカ) 山城さん 総合文化学部 英米言語文化学科

南ユタ大学(アメリカ)
ラストmonthly

マンスリー体験記も今回が最後となりました。約10か月間の留学を終え、沖縄に無事に戻ることができて今は安心しています。さて、今回は、海外での学びや日本との違いに触れながらまとめていこうと思います。

はじめのころは、英語もうまく話せず、文化にもなじめなくてすごく大変でしたが、今この留学を終えて、留学に行くことを決めてよかったと心から思います。円安の影響やアメリカの物価高で、タイミングとしては良くなかったといえるかもしれません。しかし、この留学でお金には代えられないものを多く得られました。

まずは、友人です。同じ寮で多くの時間を共に過ごした友人は、私にとって家族のような存在です。そう思えるのも、お互いがお互いを大切にしたからだと考えており、友人たちのおかげでこの留学が素晴らしいものになりました。また、春休みの1か月間、滞在したサンフランシスコに住む母の友人や、LAの旅行で困っているときに助けてくれた人々等、本当に素敵な出会いが沢山ありました。私は、語学や文化についての学びだけが留学する目的ではなく、違う場所での新たな人とのつながりや様々な困難を乗り越えるなどといった経験からの学びもすごく意味があるものだと思います。

現地で日本と違うなと1番強く感じたのは、安全性です。銃を持っているかもしれない、ドラッグをグラスに入れられるかもしれない、物を盗まれるかもしれないなどアメリカでは、いろんなことを気にしながら過ごしていました。旅行中は特に気を張っていました。そのおかげで、責任感や生きる力がとても鍛えられました。また、食文化の違いも大きな壁の1つでした。私の体に合うのは日本食だなと改めて思います。

アメリカ留学は、毎日新たな学びがありとても刺激的でした。日本に帰国し、家族と過ごす時間や日常が戻ったことはうれしいですが、友人と会えないことやアメリカと比べると刺激の少ない毎日に寂しさも感じています。多くを学び、日本ではできない経験をさせていただいたことにとても感謝しています。また、現地で私を支えてくれた友人やその他の人々にもとても感謝しています。今後、この経験を活かしさらに自分を成長させることができるよう努力したいと思います。