寒さとバカンスとクリスマス

こんにちは。レンヌ第2大学に交換留学中の宮城です。レンヌでは11月に入って寒さが急に増してきました。ある程度冬服を持ってきましたが、完全に冬の寒さをなめていました。日中は暖かいのですが、夜になると気温が急に下がります。最近は寒すぎて、学校の日以外は部屋から出られません。防寒着を買って部屋を出られるようにしたいと思います。今回は11月の頭にあったバカンスについて報告します。

まず、さすがフランスでバカンスの日数が多いです。10月の後半から11月の頭まであり、その2週間後くらいには前期の授業が終わり、また12月の半ばから1月の半ばまで1ヶ月以上の休みがあります。そこで今回のバカンスを利用して、パリとバルセロナに行ってきました。レンヌからパリに行くには電車かバスを使うのですが、個人的にはバスがオススメです。電車だと2時間くらいで着き、バスだと3時間くらいかかりますが、その分料金が結構安かったです。私は、偶然同じ日に同じバスでパリへ行く予定だったクラスメイトと一緒に行きました。パリでは、そのクラスメイトの友人も一緒にご飯を食べに行き、夜はパリのドライブに連れて行ってもらいました。正直パリでやりたいことは特に決めてなかったので、案内してもらえてとても助かりました。基本、有名所をまわりましたが、ルーブル美術館はおそらくバカンス期間のため人が大勢いたこともあり、無料で入ることが出来なかったため、オルセイ美術館に行きました。オルセイ美術館は結構すいていて気軽に入れて、知っている作品も多く、無料なのでかなり良かったです。パリにはディズニーもあるらしいので、この留学中に初ディズニー行けたらいいなと思っています。

パリには3日間滞在し、そこからバルセロナに行きました。パリからバルセロナへは電車を使いました。8時間くらいかかったので、絶対飛行機のほうが楽です。また、携帯に関して、私はFreeという会社のSIMカードを使っているのですが、月に10€もしないのに追加料金なしでヨーロッパのほとんどの国で使えます。電波が時々悪い時もありますが、かなりコスパがいいです。今回の旅行では、個人的にパリよりバルセロナのほうが好きでした。まず全然寒くなく、むしろ暑かったです。交換留学が始まって初めて沖縄っぽさを感じました。バルセロナでは滞在時間が短かったので、1日で出来るだけ色々な所を回りました。ワンピースのモデルになった公園や、サグラダファミリアや美術館など、ノープランで来た割には結構色んな所へ行くことが出来ました。スペインはフランスに比べて、全ての物価が安いですし、24時間開いているコンビニみたいな店が沢山ありました。特に、最近できたらしいMOCOという近大アートの美術館に行けたのはラッキーでした。歩いていたら偶然見つけることができて、バンクシーやバスキア、草間彌生などの作品があってとても衝撃でした。パリであまりお金を使わなかったこともあり、バルセロナでは値段をあまり見ずに色々買ってしまいました。円安の影響もあり、今金銭的にかなりピンチになっています。帰りは、パリからレンヌに戻ってくる時は疲れるだろうと思って、バスではなく電車を使いました。パリからレンヌへの電車はモンテパルナス駅から発車します。この駅はかなり規模が大きいので、駅内で迷子になりかけましたが、1回目のバカンスはかなり充実できました。

今回のバカンスでかなりお金を使ったため、今は節約をして過ごしていますが、もうすぐ次のバカンスがくるので、次の予定を立てるのに追われています。次のバカンス時期には、アジアの人達以外はほとんど地元に帰ってしまうらしいので、今になって自分以外にも沖国から一緒に交換留学する人がいたらと痛感しています。最近はワールドカップのテレビ観戦と冬の寒さで家を出る機会が激減しましたが、レンヌでもMarche de Noëlというクリスマス市場が始まったり、街中にクリスマスのイルミネーションがあったりと、もうクリスマス一色です。見たことないものが沢山売っていたり、普段は何もない広場だった場所が遊園地に変わっていたりと、スケールがかなり日本と違っていて面白いです。ワールドカップが終わったら冬服を買って、もっと外出しようと思います！