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【2022年10月】東海大学(台湾)仲眞さん 法学部法律学科

東海大学(台湾)
台湾留学 入寮編

皆さんこんにちは。留学生活が始まって早一か月が経過しました。沖縄はもうかなり肌寒くなってきている頃でしょうか。こちらは現在も日中気温が30度に加え、湿度が高くかなり暑いです。今回のマンスリーでは前回の隔離生活の続きから寮での生活について書いていこうと思います。

入国後の隔離から8日後の10月4日、ようやく隔離生活を終え、ホテルを出ることができました。その後、ホテルへ来た時同様にバスで大学寮へ移動し、バスから降りると大学の係員の方が寮に案内してくれました。寮の部屋番号は事前に東海大学の個人ページで確認することができますが、それ以上の情報は一切ありません。今思えば部屋へと案内されたあの時間が、台湾に来て最も緊張と不安を感じていました。寮で住むことが原則とされている留学生にとって、寮の環境、特に同じ空間で共同生活をする以上、ルームメイトとの関係性は留学生活を左右しかねない重要な問題だと私は考えていたからです。また、留学前に寮内が汚いとか、ルームメイト同士のトラブルがあった等の話しも聞いていたので、多少の不安がありました。

寮に関して結論を言うと、寮の外観は割と綺麗に見える4階建ての建物で、近くにはコンビニやフードコートのような場所があり良いところです。しかし室内はホコリっぽく、ベッド・机・棚・クローゼットにもホコリが付いていて、荷物が広げられる状況ではなかったので、すぐさま掃除用具を買って大掃除をしました。一時的にマシにはなったものの、常時ホコリが舞っているので定期的に掃除する必要があると思います。また共用スペースである風呂・トイレ・洗面所は各階に六つ以上完備されていますが、常識がないのかと思うほどに使い方がひどく、とても汚いです。他にも洗濯機や乾燥機は各階に1台しかないので少し不便です。また洗濯の際はネットに入れて洗わないと、結構な量のごみが付きます。乾燥機も私が使おうとする度にゴミが溜まっているので、最低でも週1では掃除しています。基本的にここの人達は掃除をしないと思っているので自分でやってしまった方が早いです。次にルームメイトですが、全員が交換留学生で、私ともう一人日本人に加えて、既に私達より一か月早く到着していたチェコ人とドイツ人の四人部屋となっています。彼らのフレンドリーさと、私のジョークがツボだったのかかなりウケが良く、割とすぐに打ち解け、毎日何かしらの話題で盛り上がっています。

寮に住み始めて最初の1週間は手続き関係や生活に必要なものの買い出しで忙しく、あっという間に過ぎました。ここでは私が行った手続きに関する情報を、簡単に2つ紹介したいと思います。まず10キロ圏内バスが無料になる申請をしてきました。ここでのバス利用頻度は多く、また申請にお金はかからないのでこれは是非やるべきです。申請方法は台中市政府という場所へ行き、学生証明書と学生証を提示するだけでした。学生証明書と学生証は東海大学が用意してくれているので、基本こちらが用意するものはありません。また、学生証の裏に悠遊カード(いわゆるICカード)の機能が付いているので、とても便利です。次に最も大事なSIMの契約についてですが、私は誰かに付き添ってもらうのは面倒だったので、一人で中華電信(台湾の大手通信会社)へ行き、外国人留学生向けプランというもので1年契約をしました。大体日本円で月々3000円のGB使い放題となっていて、支払いは台湾の銀行口座がないと月々の引き落としができないようです。そのため毎月店舗まで払いに来てくださいとのことだったので、私は毎月店舗まで支払いに行く手間と時間を省くため、現金一括払いという方法を選択しました。とは言え、店舗はそれほど遠くないので、契約時に現金一括払いするほどの現金がない場合は、毎月の店舗に行って支払いする方法でも悪くないと思います。もしくは台湾で口座を開設して引き落としにする方法のどちらかと思いますが、どちらにしても帰国前には契約解除をする為にもう一度店舗へ行く必要があるそうです。以上の2つは恐らく必ずやることだと思うので、留学を考えている人は参考までに知っておくといいと思います。