留学終了、またいつか戻ります

こんにちは、バンクーバーアイランド大学（VIU）に留学中の産業情報学科の新城です。４月いっぱいで講義全て終了し、成績が確定した５月中旬より暖かいナナイモを満喫しました。

私の誕生日前日の５月４日にホストファミリーとボウリングをし、夜はゆっくりディナーする予定でしたが、友達がなんとサプライズパーティを計画してくれていました。サプライズ誕生日パーティーを開かれるのが初めてで、ものすごく感動しました。短い期間しか過ごしていないナナイモでしたが、一生の友人を作ることができたんだなと改めて思い、その日は涙が止まりませんでした。

誕生日当日はカナダ人の友達とトフィーノに３時間かけてドライブしました。バンクーバーアイランドは山や湖が多くあり、途中で車を停めて Cameron LakeやCathedral Groveなどにもいき、軽く散歩までしました。トフィーノではかわいい小さなお店があり、Adrianas というフォカッチャを使用したサンドイッチ屋さんでお昼を買い、少し離れた Cox Bay Beach でゆっくりしました。自然に囲まれながら友達と人生を最大限に生きるためにどう行動すればいいのかなどと深い話をたくさんし、刺激の多い１日を過ごすことができました。この日私は改めて人生観について考えさせられ、最高の自分を味わうためにどの人間と関わり、どういう環境に自分を置きたいか、地元で馴染みのある沖縄から離れたその時だからこそ考えられたことだと思います。
また、同じ友達と別日には Rathtrevor Beach Campground で１泊２日キャンプもしました。初めてのキャンプでしたが、友達はキャンプ慣れしていたのでギアなどはすべて彼女に任せ、スムーズにセットアップできました。焚火でホットドッグやマシュマロを焼いたり、トランプで遊んだり、絵を描いたり、雑談したり、ビーチへ行ったりしましたが、キャンプ中は時間が過ぎるのがとても遅く感じ、午後５時頃には寝る体制に入っていました。多少身についたキャンピングスキルで、今年の夏は沖縄でもキャンプに挑戦してみようと思います。

ほかには Salt Spring Island でホストファミリーとマーケットに行ったり、Sebastian Beach で友達と夕日を見ながらピクニックをしたり、Beban Park のファーマーズマーケットで焼き立てピザを買って Departure Bay Beach でご飯食べたりもしました。
留学１０カ月間はあっという間に過ぎてしまいました。この留学を通して私は英語力の成長はもちろん、人間として大きく成長したのも実感します。VIUには自分と同じようにカナダに初めて来た学生もいれば、優しく接してくれる現地の方々も多くいるので、はじめは怖くて慣れなくとも、新しい物事に挑戦する精神があれば留学生活とその後も楽しく過ごせると思います。素直で前向きであればどこの国に行ってもいい人生経験に繋がると信じています。私はナナイモで自分がどういう人間なのか知ることができ、第二の家族と呼べるホストファミリーや友達もたくさん作ることができたので、また絶対戻ります。マンスリーレポートも最後になりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。