思い出の詰まった1ヵ月

前回予告した通り、まずは旅行について書いていこうと思います。
10月の初めに1週間ほど休みがあったため、4泊5日のバルセロナ旅行をし、カタルーニャ音楽堂、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル公園などを訪れました。これらはすべて事前にオンラインでチケットを購入していたのでスムーズに入場することができました。特にサグラダ・ファミリアは人気が高く、早めにチケットを取る必要があります。私たちは急に旅行を決めたため中に入ることはできませんでしたが、外から見たその壮大な姿には圧倒され、感動が止まりませんでした。バルセロナはスリが多いことで有名ですが、私たちは貴重品を体に密着させるなど徹底的にスリ対策をしていたためトラブルなく安心して楽しむことができました。

学校の遠足ではPicos de Europaという山を登りました。往復5キロほどのコースで、自然の中を歩きながら心からリフレッシュすることができました。天気にも恵まれ、空気が澄んでいて本当に気持ちよかったです。靴がとても汚れるため運動靴は持っていたほうがいいと思います。その翌週には1泊2日の遠足があり、ビルバオとサン・セバスチャンを訪れました。ビルバオではグッゲンハイム美術館で現代アートを鑑賞し、サン・セバスチャンではラ・コンチャ海岸の美しい海に魅了されながらゆったりとした時間を過ごしました。どの街もそれぞれに個性があり、スペインの多様な魅力を改めて感じました。

授業では、接続法現在の使い方を学んでいます。接続法は覚えることが多く、非常に複雑なため理解するのに時間がかかっていますが、先生の説明やクラスメイトとの会話練習を通じて少しずつ使い方を身につけようと努力しています。また、10月から日本語クラスが始まり、スペイン人に日本語を教えています。彼らの日本文化への興味や、熱心に学ぼうとする姿にはいつも驚かされます。毎週金曜日には、花札やあやとりなどのアクティビティがあり、スペイン人と仲良くなれる良い機会となっています。

さらに、今月からはピソでの新しい生活が始まりました。自分で料理や洗濯をするようになり、今まで当たり前に家でしてもらっていたことの大変さを痛感しています。その分、母への感謝の気持ちが強くなり、離れて初めて家族のありがたみを深く感じるようになりました。
相変わらずレオンでは寒い日が続いており、毎朝登校中に白い息が出るか確認してその度にワクワクしています。これからさらに寒くなるということを想像すると怖くてたまらないですが、なるべく体を冷やさないようにしたいです。
Adiós!!