【2022年11月】レオン大学（スペイン）川満さん 経済学部地域環境政策学科
レオン大学（スペイン）
今年も残り１ヶ月
こんにちは、スペインのレオン大学に留学している川満と申します。もう今年も残り１ヶ月で、信じられないスピードで日々が過ぎ去っていきます。最近はスペイン語が伸びてきているのを実感します。今月からピソといって、スペインで一般的なルームシェアでの生活が始まりました。レオンはそれほど大きい町ではないので、たくさん賃貸の募集があるわけではなく、さらに冬の時期はあまり募集がないらしいので、探すのにとても苦労しました。もしレオンに留学に行くなら、早めにピソを探すことをお勧めします。
11月20日から世界最大のサッカーの祭典ワールドカップが始まりました。もちろんスペインでも大盛り上がりでした。私自身も、この四年に一度の祭典をスペインでみられたことをとても嬉しく思います。そして、我らが日本代表も素晴らしい活躍でした。まず、初戦のドイツ戦はドイツ人の友人の家で観戦しました。ドイツはワールドカップ優勝候補だったので、多くのサッカーファンはドイツが優勢だと考えていたと思います。実際に、私自身も日本にとっては厳しい試合になると思っていました。しかし試合が始まり、前半の日本の失点からドイツが有利かと思われたのですが、そこからまさかの大逆転勝利でした。その場にいた日本人はみんな大興奮で、ドイツ人の友達も信じられない様子でした。次のコスタリカ戦は惜しくも敗退してしまいましたが、その次のスペイン戦については後ほど話したいと思います。ワールドカップの影響は凄まじく、道を歩いていると「日本はすごいチームだな！」と声をかけてくれたり、よく行くケバブ屋さんの店長が、「日本は最高だ。」と言ってオマケをつけてくれたりしました。日本人としてとても誇らしいです。
また、W杯期間中にイギリスに留学中の高校時代の友人が、僕の住むレオンに遊びに来てくれました。一緒にワールドカップを見たり、街を案内したりと楽しい時間を過ごしました。しかし、友人がイギリスに帰る最終日に事件が起こりました。なんと友人が、乗るはずだった飛行機に乗り遅れてしまい、イギリスに帰れなくなってしまいました。とりあえず近くのマクドナルドに行って作戦会議をしました。すると友人が唐突に「俺、飛行機逃したしイギリスに帰らないで別の国行こうかと思う」と言い出したので、驚きを隠せなかったです。一緒に友人の旅行先を探した結果、ポルトガルの首都リスボンか、デンマークの首都コペンハーゲンの二択に絞られ、予算的にリスボンに行くことになりました。友人の次の旅行先が決まって安堵していると、友人が「お前も行かない？」と言ってきて、それに対して私は「行く。」と返事してしまいました。なんと一緒にポルトガルに行くことになったのです。飛行機を逃してから約3時間で僕の旅行が決まりました。そして次の日の朝にはポルトガルの首都リスボンに到着していました。ポルトガルに着いてからずっとなんで今自分がここにいるのかわかっていませんでしたが、なんだかんだ始まった奇妙なポルトガル旅行は、人生で最高の旅行の一つになりました。
まず、私たちはジブリ映画の魔女の宅急便のモデルになったと言われるリスボンの街を観光しました。リスボンの街は全てが美しく、まるで映画の世界に入ったような気分でした。二日目は、リスボンの隣にあるシントラという街にいきました。この街は自然が多く、たくさんの城跡が残る街でした。私たちは１日で４つの城と、少し離れたところにあるユーラシア大陸最西端の夕日が見られるロカ岬という場所に行く予定でした。現地の人も「１日でそれを全部見るのは厳しいよ」と言っていたのですが、私たちには時間もお金の余裕もないので、行かないという選択肢はありませんでした。最初に行った山の頂上に位置するムーアの城跡という場所では、圧巻の景観を楽しむことができました。次に訪れたレガイラ宮殿では、まるでおとぎ話の世界に入ったような感覚でした。城跡と宮殿を観光した時点で時刻は14時で、夕日が見られる時間も考えると、ロカ岬に行くバスの最終時刻は残る2時間となっていました。時間ギリギリの中、私たちはもう一つの宮殿であるペーナ国立宮殿に向かいました。少し駆け足で宮殿を観光した後に、急いで山の下にあるバス停に友人とバス停まで大急ぎで向かい、なんとかバスに乗車でき、ロカ岬へ行きました。私はそこで、今まで見た夕陽の中で最も美しい夕陽を見ることができました。
そして、その日の夜にスペイン対日本戦をリスボンの街にあるバーで観戦しました。圧倒的にスペインホームの状況で、日本人二人での観戦でしたが、またしても大逆転勝利。シントラでの出来事も含め、その日にあった出来事は言葉にすることができません。その後ゆっくりリスボンの街を観光し、友人は無事イギリスに、私は無事レオンに帰ってくることができました。もしスペインに留学するなら、リスボンを訪れることを強くお勧めします。スペインから近いので費用も安くて行けますし、スペイン語も通じることが多いので素晴らしい旅になると思います。以上が今月の報告です。
こんにちは、スペインのレオン大学に留学している川満と申します。もう今年も残り１ヶ月で、信じられないスピードで日々が過ぎ去っていきます。最近はスペイン語が伸びてきているのを実感します。今月からピソといって、スペインで一般的なルームシェアでの生活が始まりました。レオンはそれほど大きい町ではないので、たくさん賃貸の募集があるわけではなく、さらに冬の時期はあまり募集がないらしいので、探すのにとても苦労しました。もしレオンに留学に行くなら、早めにピソを探すことをお勧めします。
11月20日から世界最大のサッカーの祭典ワールドカップが始まりました。もちろんスペインでも大盛り上がりでした。私自身も、この四年に一度の祭典をスペインでみられたことをとても嬉しく思います。そして、我らが日本代表も素晴らしい活躍でした。まず、初戦のドイツ戦はドイツ人の友人の家で観戦しました。ドイツはワールドカップ優勝候補だったので、多くのサッカーファンはドイツが優勢だと考えていたと思います。実際に、私自身も日本にとっては厳しい試合になると思っていました。しかし試合が始まり、前半の日本の失点からドイツが有利かと思われたのですが、そこからまさかの大逆転勝利でした。その場にいた日本人はみんな大興奮で、ドイツ人の友達も信じられない様子でした。次のコスタリカ戦は惜しくも敗退してしまいましたが、その次のスペイン戦については後ほど話したいと思います。ワールドカップの影響は凄まじく、道を歩いていると「日本はすごいチームだな！」と声をかけてくれたり、よく行くケバブ屋さんの店長が、「日本は最高だ。」と言ってオマケをつけてくれたりしました。日本人としてとても誇らしいです。
また、W杯期間中にイギリスに留学中の高校時代の友人が、僕の住むレオンに遊びに来てくれました。一緒にワールドカップを見たり、街を案内したりと楽しい時間を過ごしました。しかし、友人がイギリスに帰る最終日に事件が起こりました。なんと友人が、乗るはずだった飛行機に乗り遅れてしまい、イギリスに帰れなくなってしまいました。とりあえず近くのマクドナルドに行って作戦会議をしました。すると友人が唐突に「俺、飛行機逃したしイギリスに帰らないで別の国行こうかと思う」と言い出したので、驚きを隠せなかったです。一緒に友人の旅行先を探した結果、ポルトガルの首都リスボンか、デンマークの首都コペンハーゲンの二択に絞られ、予算的にリスボンに行くことになりました。友人の次の旅行先が決まって安堵していると、友人が「お前も行かない？」と言ってきて、それに対して私は「行く。」と返事してしまいました。なんと一緒にポルトガルに行くことになったのです。飛行機を逃してから約3時間で僕の旅行が決まりました。そして次の日の朝にはポルトガルの首都リスボンに到着していました。ポルトガルに着いてからずっとなんで今自分がここにいるのかわかっていませんでしたが、なんだかんだ始まった奇妙なポルトガル旅行は、人生で最高の旅行の一つになりました。
まず、私たちはジブリ映画の魔女の宅急便のモデルになったと言われるリスボンの街を観光しました。リスボンの街は全てが美しく、まるで映画の世界に入ったような気分でした。二日目は、リスボンの隣にあるシントラという街にいきました。この街は自然が多く、たくさんの城跡が残る街でした。私たちは１日で４つの城と、少し離れたところにあるユーラシア大陸最西端の夕日が見られるロカ岬という場所に行く予定でした。現地の人も「１日でそれを全部見るのは厳しいよ」と言っていたのですが、私たちには時間もお金の余裕もないので、行かないという選択肢はありませんでした。最初に行った山の頂上に位置するムーアの城跡という場所では、圧巻の景観を楽しむことができました。次に訪れたレガイラ宮殿では、まるでおとぎ話の世界に入ったような感覚でした。城跡と宮殿を観光した時点で時刻は14時で、夕日が見られる時間も考えると、ロカ岬に行くバスの最終時刻は残る2時間となっていました。時間ギリギリの中、私たちはもう一つの宮殿であるペーナ国立宮殿に向かいました。少し駆け足で宮殿を観光した後に、急いで山の下にあるバス停に友人とバス停まで大急ぎで向かい、なんとかバスに乗車でき、ロカ岬へ行きました。私はそこで、今まで見た夕陽の中で最も美しい夕陽を見ることができました。
そして、その日の夜にスペイン対日本戦をリスボンの街にあるバーで観戦しました。圧倒的にスペインホームの状況で、日本人二人での観戦でしたが、またしても大逆転勝利。シントラでの出来事も含め、その日にあった出来事は言葉にすることができません。その後ゆっくりリスボンの街を観光し、友人は無事イギリスに、私は無事レオンに帰ってくることができました。もしスペインに留学するなら、リスボンを訪れることを強くお勧めします。スペインから近いので費用も安くて行けますし、スペイン語も通じることが多いので素晴らしい旅になると思います。以上が今月の報告です。
