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【2024年11月】レオン大学(スペイン) 仲里さん 総合文化学部 社会文化学科

レオン大学(スペイン)
クリスマスシーズン到来

レオン大学に留学している、社文3年の仲里です。
11月に入ってから気温が下がり冷え込む日が続き、本格的に冬が始まりました。月末にはイルミネーションの点灯式が街の中心で行われ、一気にクリスマスを感じるとともに、今年も、もうすぐで終わるのかという心残りもありますが、毎日充実した日々を過ごせているなと実感しています。残す12月も体調に気をつけて楽しく過ごしていきたいと思っています。

街の雰囲気も一気に変わり、大通りには様々なデザインのイルミネーションが飾り付けられていて、夜はとっても綺麗です。特に、レオン大聖堂の前では、クリスマスマーケットが開催されていて、ホットチョコレートやホットワインを飲みながら語学学校の友人達と語ったり、クリスマスの雰囲気に浸りながらリフレッシュしています。機会があればレオンだけでなく、他の地域のクリスマスマーケットへも行きたいです。

今月も学校の遠足でガリシア地方へ1泊2日の小旅行に行きました。ガリシアは北西部に位置しており、大西洋に面しています。沖縄では好きな時に海を見れますが、レオンは内陸に位置しているため山や川を見ることが多く、久しぶりに海をみて沖縄を感じることができました。沖縄と同じように海の幸が豊富で海鮮料理が美味しい場所でもあります。特にタコが美味しく、ポルボ・ア・フェイラ(タコのガリシア風)はオリーブオイル、パプリカパウダー、粗塩だけのシンプルな味付けでしたが、とても美味しかったです。もう一つ、ガリシア地方といえば、サンティアゴ巡礼の最終目的地でもあり、キリスト教三大聖地の一つでもあります。サンティアゴ巡礼を簡単に説明すると、キリスト教にとって重要な聖人の1人である聖ヤコブがサンティアゴ大聖堂に埋葬されており、人々は聖ヤコブの遺骨に触れることで魂の救済であったり、罪を償うために Camino(道)を歩き続けたそうです。その道は、フランス国境の町からピレネー山脈からはじまり、最終地点のサンティアゴまで約800kmを歩くそうです。その目的地でもある大聖堂は1075年に建築が開始され、増改築を繰り返して現在の形になっているそうです。聖堂内には金色に輝く聖ヤコブの像が祀られていたり、巡礼者の悪臭を消すための大きな香炉のボタフメイロ(ガリシア語で煙を吐き出すもの)があります。

今学期も残り2週間となりましたが、11月は現在分詞、点過去、線過去と3つの過去時制をについて学びました。同じ過去形でも、状況や表現が異なるので話すときにどちらを使うのか迷うこともありますが、たくさん聞いて状況を理解しながら落とし込んでいくことが必要だと感じました。授業中は文法の説明やプリントが中心なので、日本語クラスをうまく活用してコミュニケーションの練習をしていきたいです。
12月は、期末テストを乗り越えるとクリスマスや年越しイベントもあり、スペインではどのように過ごすのか関心があるのでとても楽しみです。