【2025年11月】東海大学(台湾) 比嘉さん 総合文化学部 日本文化学科
東海大学(台湾)
終わりが見えてきて
大家好、台湾派遣中の比嘉です。
東海大学のある台中も、この頃は気温が落ち着き始め、ようやく「秋」の気配を感じられるようになりました。とはいえ、気温が25度を越える日も珍しくなく、11月が終わったとは思えない気候に驚いています。
留学に来て以来、実に9ヶ月ぶりとなる家族との再会が11月の終わりのハイライトでした。久しぶりに家族の顔を見てとても嬉しく思う反面、この再会が「留学の終わり」を意識させる出来事となり、少し複雑な気持ちになりました。
もともとは8月に旅行を予定していましたが台湾の猛暑を避けるためや、先に夏用の荷物を持って帰ってもらうことも兼ねて11月に訪問してもらうことを決めました。家族に来てもらった時点ではまだ半袖や薄手の服を着れる気候でしたが、11月の後半でも暑いのは異例らしいです。もし家族が旅行ついでに洋服などの荷物を持ち帰ってもらったり、持ってきてもらうことを検討している人には、この時期がおすすめです。
私の大学が台中にあるため、今回の家族旅行は台中を中心に巡りました。台中は、台北や高雄ほど「がっつり観光」をしたい人にはあまりおすすめできませんが、人混みが苦手な方や、ゆっくりと現地の生活に触れたい人にとっては穴場の場所かもしれません。今回の旅行は、これまでの友達との旅行とは違い、少し苦労の多い旅行でした。これまで友達が遊びに来たときは、目的が定まっていたり少人数だったので対応しやすかったのですが、私も含めて5人、それぞれ趣味もバラバラです。さらに、「観光」というよりも「私に会うこと」を目的として来てくれたため、明確な行き先がないこともルートを考える上で少し大変でした。「一方は休みたいけど、もう一方は観光がしたい」。中国語を話せるのが自分だけなので、別行動も難しいというジレンマに駆られました。しかし、不思議と「苦」ではありませんでした。まるで沖縄で家族と過ごしていた頃を思い出し、留学生活では感じることのなかった安心感があったからかもしれません。旅行中は、家族が私の中国語をたくさん褒めてくれました。特に生活に慣れたことで頭打ちになりかけていた語学学習のモチベーションが、家族のおかげで少し回復した気がします。最後まで語学力をさらに上げ、ここでしか積めない経験を増やせるように頑張りたいと改めて決意しました。
語学学校は12月で終わりを迎えます。学期末が近づくにつれ、帰国する生徒や一時帰国をする生徒が多くなり、「いつ帰るのか」「帰って何をするのか」と友達と話す機会が増えました。冬休みは友達とどこかへ行けたらと思っていましたが、私の友達はVISAの関係で12月の終わりに帰国してしまう人が多いため、残りの時間をどう過ごすか考える日々が続いています。留学に行く前から考えていた台湾一周の旅ができたらいいなという思いはありますが、まずは「ここでしかできない経験」を積み重ねていきたいです。
残りの2ヶ月、やり残すことがないように日々考え、全力で頑張っていきたいと思っています。
大家好、台湾派遣中の比嘉です。
東海大学のある台中も、この頃は気温が落ち着き始め、ようやく「秋」の気配を感じられるようになりました。とはいえ、気温が25度を越える日も珍しくなく、11月が終わったとは思えない気候に驚いています。
留学に来て以来、実に9ヶ月ぶりとなる家族との再会が11月の終わりのハイライトでした。久しぶりに家族の顔を見てとても嬉しく思う反面、この再会が「留学の終わり」を意識させる出来事となり、少し複雑な気持ちになりました。
もともとは8月に旅行を予定していましたが台湾の猛暑を避けるためや、先に夏用の荷物を持って帰ってもらうことも兼ねて11月に訪問してもらうことを決めました。家族に来てもらった時点ではまだ半袖や薄手の服を着れる気候でしたが、11月の後半でも暑いのは異例らしいです。もし家族が旅行ついでに洋服などの荷物を持ち帰ってもらったり、持ってきてもらうことを検討している人には、この時期がおすすめです。
私の大学が台中にあるため、今回の家族旅行は台中を中心に巡りました。台中は、台北や高雄ほど「がっつり観光」をしたい人にはあまりおすすめできませんが、人混みが苦手な方や、ゆっくりと現地の生活に触れたい人にとっては穴場の場所かもしれません。今回の旅行は、これまでの友達との旅行とは違い、少し苦労の多い旅行でした。これまで友達が遊びに来たときは、目的が定まっていたり少人数だったので対応しやすかったのですが、私も含めて5人、それぞれ趣味もバラバラです。さらに、「観光」というよりも「私に会うこと」を目的として来てくれたため、明確な行き先がないこともルートを考える上で少し大変でした。「一方は休みたいけど、もう一方は観光がしたい」。中国語を話せるのが自分だけなので、別行動も難しいというジレンマに駆られました。しかし、不思議と「苦」ではありませんでした。まるで沖縄で家族と過ごしていた頃を思い出し、留学生活では感じることのなかった安心感があったからかもしれません。旅行中は、家族が私の中国語をたくさん褒めてくれました。特に生活に慣れたことで頭打ちになりかけていた語学学習のモチベーションが、家族のおかげで少し回復した気がします。最後まで語学力をさらに上げ、ここでしか積めない経験を増やせるように頑張りたいと改めて決意しました。
語学学校は12月で終わりを迎えます。学期末が近づくにつれ、帰国する生徒や一時帰国をする生徒が多くなり、「いつ帰るのか」「帰って何をするのか」と友達と話す機会が増えました。冬休みは友達とどこかへ行けたらと思っていましたが、私の友達はVISAの関係で12月の終わりに帰国してしまう人が多いため、残りの時間をどう過ごすか考える日々が続いています。留学に行く前から考えていた台湾一周の旅ができたらいいなという思いはありますが、まずは「ここでしかできない経験」を積み重ねていきたいです。
残りの2ヶ月、やり残すことがないように日々考え、全力で頑張っていきたいと思っています。


















































































