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【2025年10月】東海大学(台湾) 比嘉さん 総合文化学部 日本文化学科

東海大学(台湾)
楽しみの多かった月

大家好。 台湾派遣中の比嘉です。まだまだ暑い日々が続いている台湾ですが、最近は風が冷たく、少しづつ秋がやって来たことを実感します。以前に比べると日中でもお出掛けしやすくなってきました。

最近中国語のレベルが上がるにつれ、交遊関係の幅も広がって来たように感じます。中国語での会話があまりできなかった以前は、どうしても日本人のコミュニティや日本語学科の学生との関わりがメインになっていました。最近では中国語での日常会話程度であれば問題なく行えるようになってきたため、いろんな人と中国語で会話する機会が増えてきました。私のクラスに移動してきたコロンビア人の子と仲良くなったことをきっかけにたくさんの人と友達になりました。英語が苦手な自分でも、中国語を使って会話が出来ることに凄く自信も付きました。そしてなにかに挑戦する勇気にもなっている気がします。

10月の後半、初めての日本人が自分一人という旅行に行きました。コロンビア人の学生と、アメリカ人3人、香港人1人、ベトナム人2人そして自分。正直なところ日本語は通じないうえに、英語があまり喋れないという状況に不安はありました。しかし行ってよかったと感じる楽しい旅行でした。
旅行先は台湾南部にある高雄という町で南部の中では一番の都市です。温暖な気候と豊かな自然、歴史と現代アートが有名な場所です。有名なお寺や、海、町並みを存分に体験することが出来ました。竜と虎が特徴的なタワーや、カラフルな家々が集まった特徴的な港、日本統治時代の様子がうかがえる北部ではあまり味わえない体験をしました。もちろん楽しいだけではありません。普段の授業や、遊びに行くときとは違って一日中行動を一緒にするので、ずっと外国語を使ってしゃべるということはもちろん大変でした。けど、違う国の話や故郷の文化などについて話す機会になり、一日中話していても話したりないほどでした。同じアメリカでも地域によって文化や気候などが異なることや、同じ中国大陸であっても言葉や文化が全然違う香港など興味深いことばかりでした。もちろん高雄はすごく楽しい場所ですが、高雄に行けたということよりもそれ以上に皆と仲良くなれたことや、たくさん話が出来たことが一番よかったです。

残り3ヶ月をきって留学生活に終わりが見えてきたことに少し寂しいこの頃です。台湾は9月が年度の始まりで今学期から留学に来た人が多くいます。わたしの帰国後も台湾に残る人がほとんどです。なのでたまに来学期何をするかを耳にすることがあります。その頃には私は帰国していてまたもとの生活に戻っていると考えるとちょっと焦りを感じますが、残りの時間でみんなと思い出を作ったり、ここでしか出来ないことをできるだけやれるように頑張っていきます。