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【2024年5月】東海大学(台湾) 金城さん 総合文化学部 社会文化学科

東海大学(台湾)
充実した5月
 
大家好。台湾の東海大学に交換留学をしている総合文化学部社会文化学科、金城です。5月に入って蝉の声が聞こえてくるようになり、夏の到来を教えてくれているような気がします。毎週末予定が入っていたので少し疲れたりしましたが、充実した日々を多く過ごすことができた月になったと思います。

月の始めには以前から計画していた華語中心のクラスメイトで高雄へ1泊2日の旅行へ出かけました。絶対寝坊しないように気を付けていたのですが、起きたら集合時間から1時間過ぎており私以外とっくにバスに乗って高雄へ向かっている状態でした。すぐにメッセージで謝りの連絡を送ると、「恭喜!(おめでとう!)」「慌てないで大丈夫!」などと優しく対応してくれました。みんなと早く合流したかったので日本でも乗ったことのない高鐵(新幹線)を初めて利用し、駅に着いたあとタクシーに乗ってかき氷屋に向かい無事クラスメイトと合流することができました。みんなと会えた安心感は今でも忘れません。

おしゃれな景観を見ながら港の方へ歩き、船に乗り少し離れた街へと向かいました。昼食を済ませたあと旅のメインであるビーチへ行きました。この日の天気は快晴だったので絶好の海日和のなか泳ぐことができました。海水浴は久しぶりだったのでどこか新鮮な気持ちもあり、懐かしさも感じつつみんなで泳いでいました。夕方になるとみんなで綺麗な夕陽を見ながら話しており、驚いたのが今学期で留学が終了する学生が「やっぱりまだ日本に帰りたくない」と言っていたことです。彼はこの旅行の前までは早く帰国したがっていたのですが、今回の旅行で気持ちが変わったそうです。ほとんどのクラスメイトが6月に帰国するので寂しい気持ちもありますが、いつかまたどこかで再開できると思うと楽しみな気持ちもあります。今回の旅行でクラスメイトとの距離がさらに縮まることができてよかったと思いますし、遅刻しても笑顔でむかえてくれたクラスメイトのことがさらに好きになりました。本当に感謝しかないです。

5月の2週目には仲良くなった台湾人の友達に誕生日会に誘われ、故郷である台南へ一緒に行き3泊4日実家に泊まらせてもらいながら色んな場所に連れて行ってくれました。誘ってくれたとき彼とは仲良くなってまだ1週間くらいだったので正直驚きましたし、それに実家に3泊4日も泊めてくれることも驚きを隠せませんでした。日本とは違う文化を肌で感じた瞬間でした。台湾に来て初めて家庭にお邪魔するので緊張しましたが、優しく迎え入れてくれたことが本当に嬉しかったです。2日目には家でたくさんのお昼ご飯を作ってくれました。彼の母や祖母が「これも食べて」と私の器におかずを何度もよそってくれたので器の中がなかなか空になることはありませんでした。初めて見る料理が多くありどれもこれも全部美味しかったです。家庭料理を実際に現地の家庭で食べられるとは思っていなかったので貴重な経験となりました。私はてっきり祝い事は(友人間で)彼の誕生日会だけだと思っていたのですが、家族間で彼の誕生日会と母親節(母の日)の祝いをやることになっていたことを当日のその場で知って少し戸惑いました。そこでも緊張しましたが親戚の方たちも親切にしくれて楽しく過ごすことできましたし、同時に台湾の母の日は家族でどこか外食に行き母親と祖母(父親の母)を祝うということを知ることができました。貴重な家族の時間に私を誘ってくれた彼と喜んで迎え入れてくれた彼の家族には本当に感謝しています。

最近本当に時間の流れが早く感じ気づけば今期が終わろうとしており、「いましかできない経験」がどれだけ大切なのかを改めて感じています。今しか会えない友人、今しか体験できない文化・行事などに私はこの留学生活でたくさん出会いたいと思っています。
今月も最後までご覧いただきありがとうございました。来月も台湾留学の様子をお伝えしますのでみていただけると幸いです。それでは再見。