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【2023年5月】南ユタ大学(アメリカ)山口さん 総合文化学部英米言語文化学科

南ユタ大学(アメリカ)
最後の日

皆さん、こんにちは。南ユタ大学に派遣留学をしていた山口です。今回は留学生活最後のマンスリー報告を書いていきたいと思います。

4月29日に8か月間過ごしていたユタ州のシダーシティーから出発し、カリフォルニアで三日間過ごし、5月2日にはアメリカから日本へと出発しました。そのため、5月は最初の少しの間だけしかアメリカに滞在していませんでした。カリフォルニアでは、春休みに旅行した際にもお世話になった日本人の方のところに滞在しました。今回、私たちはユタ州から約7時間ほどかけてシャトルバスを使ってカリフォルニアまで行きました。飛行機よりもいくらか安かったのでそうすることにしたのですが、夜行バスだったこともあり周りの治安が悪く、さらに途中で真夜中のラスベガスで40分程度待機した末に乗り換えをしないといけなかったため、すごく寒いし怖かったです。幸い、窃盗や事件に巻き込まれることはなかったので良かったですが、アメリカの夜行バスはオススメしません。どうにかこうにか目的地まで着き、お世話になる日本人の方に迎えにきていただいて、そこからは楽しく旅行をしました。まだ日本に帰る実感が湧いておらず、またこの旅行が終わればシダーシティーに戻るんだという気持ちのまま旅行を楽しんでいました。その日本人の方に、買い物に連れて行っていただいたり、レゴランドというレゴの遊園地にもいくことができました。最後の週は、引越し準備や卒業式、カリフォルニアまでの長距離バスなどを経てとても疲れていたので、日本に帰る前に非常にリラックスした時間を過ごしました。

いざ日本に帰る時は、空港のターミナルを間違えてしまい少し焦りましたが、特に大きなトラブルもなく飛行機に乗れて、安心して帰ることができました。本当に留学生活が終わるかと思うとたくさんの思い出が頭の中を巡り、寂しくもあり、沖縄に帰ることが楽しみでもある不思議な感覚でした。日本についてからは、聞こえてくる言葉がほぼ日本語になったので、とても不思議な気持ちでいっぱいでした。

アメリカに二学期間、約8か月間いましたが人生で一番濃い時間でした。簡単なことばかりではなく、時には悲しく、悔しく、辛い時もありましたが、何とか全て乗り越えることができました。この留学を通して英語力だけではなく人間的にも成長し、人生を生き抜く力も身につけたように感じます。そして数多くの忘れられない楽しい思い出もできました。社会の厳しさも知った分、どれだけこの世界には優しい人がいるのかということも学びました。友人たちとは一旦お別れとなってしまいましたが、またいつかどこかで会うために行きたい国が増え、目標も増えて未来に期待が膨らみます。留学前からたくさんサポートしていただいた、グローバル教育支援センターの職員の皆さん、先生方、家族、友人、留学中、仲良くしてくれたいろいろな国から来た個性豊かな友人たち、英語がまだまだできなかった私にも優しくしてくれた先生方、永山さん、そして沖国から共に派遣され8ヶ月間同じアパートで暮らしたくさんの思い出を共有し、私を支えてくれた4人のメンバーには感謝してもしきれません。全ての人に改めて感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます。私の拙いマンスリー日記を読んで下さった方々もありがとうございます。このマンスリー日記が少しでも誰かの役に立っていたら嬉しいです。さようなら!