帰国と総括

こんにちは。レンヌ第二大学から交換留学を終え帰国した宮城です。5月の2週目には授業が全て終わり、3週目には帰国しました。あっという間の10ヶ月だったと実感し、コロナ禍の2年間待ったかいがあった留学だったと感じています。むしろ2年延期になってラッキーだったかもしれません。留学中はサッカーワールドカップでフランスが決勝戦までいき、街が盛り上がったり、ここ最近で一番大きい規模のストライキがあったりとなかなかな運だと思います。初めて日本を離れて長期で生活してみて、日本のいい面と悪い面が見えてきて自国への関心も強まりました。最後のマンスリー報告は授業が終わって帰国するまでの1週間にしたことと、帰りの飛行機について報告します。

まず、授業は5月の2週目で終わり、残りの期間はお金もあまり無かったため、ブルターニュ地方の近くの街を旅行しました。まず、授業が終わった翌日にヴェルサイユ宮殿に行ってきました。ヴェルサイユ宮殿はパリの郊外にある為、パリのモンテパルナス駅から30分ほど電車に乗っていきました。朝一で行ったので想像していたよりは混んではいませんでしたが、それでもかなり多くの人がいました。ヴェルサイユ宮殿は広すぎて驚きましたが、ナポレオンの絵などを見ることができて楽しかったです。そして、レンヌの近隣にあるSaint -MaloとVannes という街に行ってきました。実はどちらの街も行くのは2回目で、1回目はホストファミリーと語学学校の遠足で行きました。Saint -Maloは大きなビーチと海沿いにある大きい城が有名なところで、潮が引いた日にしかいけない建物などがあります。幸運にも、行った日は潮が引いていたのでその建物も見ることができました。1回目行った時は雨が降っていましたが、2回目はとてもいい天気で最高でした。Vannesは港が有名な街で、船が沢山停まっていて、その近くで市場が開かれます。しかし、何も考えないで月曜日に行ってしまったため市場はやっておらず、お店もほとんど閉まっていたので残念でした。よくよく考えると、全然フランス国内を旅行せずに帰ってきたなと思い、少しだけ後悔しています。

そして、帰国の際の飛行機はポーランド航空を利用しました（行きはベトナム航空を利用）。チケットを1月の後半とかなり早めにとったため、500€位で買うことができました。シャルル・ド・ゴール空港からワルシャワを経由し、成田空港まで15時間程で着きました。ほぼ直行便ぐらいの早さで着いたのでかなりいいなと思いました。行きのベトナム航空の機内食はあまり口に合わなかったのですが、ポーランド航空の機内食はかなり美味しかったです。個人的に結構おすすめの航空会社です。ワルシャワから日本に帰る便の機内は、ほとんどが外国人の乗客で、外国人がアニメの洋服を着てウキウキしている様子を見ていると勝手に嬉しい気持ちになりました。CAさんも機内アナウンスの時に、ポーランド語、英語、そして日本語でアナウンスしていました。日本に帰る実感が出て、ポジティブな気持ちで帰国することが出来て良かったです。

あっという間の留学生活でしたが、得た物が大き過ぎて、逆にこれからの生活がどうなるのか少し恐ろしいです。