クリスマスの雰囲気に包まれたレオン

レオンに来てから、気が付けばもうすぐ4ヵ月が経とうとしています。最初の頃は街の雰囲気や生活リズムに慣れるのに精一杯でしたが、今では少しずつ自分のペースで過ごせるようになってきました。
さて、タイトルにもある通り、レオンでは今街全体がすっかりクリスマスムードに染まっています。最近からクリスマスマーケットが開かれ、夜になるとイルミネーションが点灯して歩くだけで気持ちが明るくなります。11月の終わりには少し雪が降り、授業中にみんなで窓を覗き込みながら盛り上がったことが思い出に残っています。

今回は、TIEの申請について少し触れたいと思います。私は今月の19日に申請を行ったのですが、その際に必要なものがいくつかあったためそれを紹介します。まず、TIEの申請をするためには警察署の予約を取る必要があります。予約が取れたら、住民登録証明書、申請用紙、手数料支払い証明書、証明写真を準備する必要があります。私はホームステイをしていた際にホストマザーと一緒に市役所に行き、住民登録証明書を取得しました。警察署の予約に間に合う場合はピソに移ってからでも問題ありません。TIE申請の手数料は16ユーロくらいで、申請前に銀行で支払う必要があります。証明写真は語学学校近くのカメラ屋さんですぐ撮ってもらうことができました。語学学校の事務所にお願いすれば、申請用紙など必要なものはすべて印刷してくれます。スペインに着いてからTIEの申請を終えるまで時間がかかったので本当に早く予約を取ることをおすすめします。

今月の遠足はマドリードを訪れました。レイナソフィア美術館では、教科書で見たピカソの「ゲルニカ」を目の前で見ることができました。思ったよりも大きくてとても迫力がある絵でした。また、マドリード王宮を訪れた際には、細部まで美しく装飾された部屋の数々や豪華な内装に思わず心を奪われました。別の遠足ではCuevas de valporqueroという鍾乳洞にも行き、自然が作り上げた美しい光景にとても感動しました。授業では、引き続き接続法の使い方について学んでおり、日本語にはないニュアンスを理解するのに苦戦しています。さらに、授業の進むスピードが早く、たまに追いつけない時もありますが理解できないところは人に聞き、なるべくそのままにしないことを心がけています。

授業は12月18日に終了し、そのあとは長い休みが始まります。休みの期間にはベルギーとドイツへ旅行に行く予定で、新しい文化や景色に触れられることをとても楽しみにしています。
最近は雨が降る日が多いため風邪をひかないように気を付けて、残りの留学生活を大切に過ごしたいです。