Una Experiencia inolvidable
　
こんにちは、レオン大学に留学している城間です。
11月の留学の様子を紹介していきます。

まずは、遠足について紹介します。11月15日に、バルポルケーロ洞窟とノセドの滝に行きました。バルポルケーロ洞窟は今から100万年以上前に形成された鍾乳洞です。つまり、この地域は大昔、浅い暖かい海の底でした。沖縄は今も昔も暖かい地域なので、鍾乳洞が形成されていることに納得しますが、まさか、スペインの北部も大昔は暖かい地域だったという事実にとても驚き、また自然のスケール感に圧倒されました。鍾乳洞の余韻に浸りながら、ノセドの滝に進んだのですが、状入道とは違った迫力を感じました。ノセドの滝は、滝の近くに展望ポイントがあり、そこから滝を実際に見ることが出来ます。丁度、小雨も降っていたため、水量がいつもより増していたのもあるのですが、傘がひっくり返り、落水による水しぶきが体全体に飛んでくるほどの勢いで、2.3秒滝を見ただけで全身びしょ濡れになりました。鍾乳洞とはまた違った自然の迫力を感じることが出来るとても良いスポットだと思います。

11月29日は早朝からレオンを出発して、首都マドリードに行きました。約100年前まで王族や役人、兵士が住んでいたマドリード王宮とピカソがスペイン内戦中の様子を描いたゲルニカを展示しているレイナ・ソフィア美術館に訪れました。マドリード王宮は、１つの建物にいくつもの建築様式や美術様式を取り込んでおり、王の権力の偉大さや、宮廷の華やかさを感じることが出来る建物です。また、１番多い時で約4000人がこの王宮内に住んでいたそうです。
レイナ・ソフィア美術館では、パブロ・ピカソやサルバドール・ダリといった近現代に活躍したスペインの画家の作品が多く展示されていました。その中でも、ゲルニカは別格でした。幼い時に初めてゲルニカを見た時は、「私と同じくらい下手な絵だな」としか思っていませんでしたが、ピカソが作品に込めた思いの面白さ、その歴史は後世に受け継がれるべきものだと思います。

学校の授業も変わらず、楽しく参加しています。また、毎日分からない単語をノートに書き留めて、その日のうちに単語帳に登録し、翌朝、バスで学校に向かっている間に見返したり、スペイン語のリスニングの勉強をしています。個人的にReadleというアプリでリスニングの勉強はおススメです。1.2分の短いニュースが各レベルに分かれており、話すスピードを速くしたり、キーワードや記事の中で使われている文法の解説も載っています。また、話の内容も面白いです。スイーツの世界大会で日本が優勝した話やクロワッサンはフランス発祥ではない話、小惑星が2182年に地球に衝突する可能性がある話など、どれも作り話ではなく、実際のニュースを要約した話です。年間約8000円ほどかかりますが、私は1年で8000円は安いと思い、サブスクリプションに登録しました。是非、活用してみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。来月も楽しみに待っていてください。