スペインに来て約二ヶ月

みなさんこんにちは。スペインに来て約二ヶ月が経ちました。前回書くのを忘れていたのですが、スペインはコロナの存在を忘れさせるくらい、今まで通りの日常生活を送っています。レオンの季節は秋になり肌寒い日が続いていますが、朝夜は沖縄の冬並みに寒く、日中は沖縄の春を感じるような温かさです。気温の変化が激しいので体調に気をつけていこうと思います。

授業のクラスメイトには、韓国やアメリカ、中国、トルコ、ロシアなど、沢山の国からの留学生がいるため、楽しく過ごしています。しかし、「話す」ことが難しく、日本語からスペイン語の変換に時間がかかってしまい、会話をスムーズにできないことが今の課題なので、バルなどでスペイン人に声をかけ、たくさん話していこうと思います。「聞く」ことはゆっくり話してもらえれば聞き取れるので、これからは早く話されても聞き取ることができるようにすることが課題です。

10月からは生徒の人数も増え、本格的な授業になっています。授業内容は前回と変わりませんが、唯一変わった点は、プリントで授業を進めていたのが教科書に変わったことです。9時半から11時半までグラマーのクラスを受け、30分の休憩を挟み、午後2時までコミュニケーションのクラスを受けます。グラマーの授業はまだ比較的簡単で、gustar動詞をやっています。しかし、コミュニケーションのクラスは難しく、聞き取ることはできるのですが、ボキャブラリーが少ないため、先生と会話するのに苦戦しています。そのため、次回のマンスリーまでにはボキャブラリーを増やし、ある程度会話がスムーズにできるようになったと報告できるようにしたいです。ホストマザーとの会話では、テレビの話題や週末の出来事などを話し、会話を楽しんでいます。ご飯の時間に会話の時間を設け、一緒に話してくれるのはとても有難いです。

10月5日にはSan Froiánというお祭りがありました。カスティーリャ・イ・レオン州の伝統的なフェスタらしく、カスティーリャ・イ・レオン州の各村から多くの人がカスティーリャ・イ・レオン州のレオン県に集まってパレードをしていました。パレードでは、各村の旗を持ちレオン県に向け巡礼してきます。すごい人の数に驚かされました。また、San Froiánの祭りが始まる前の週の9月30日から出店などが始まっていたので、街が賑わって楽しかったです。10月12日には、コロンブスがアメリカ大陸を発見した日としてスペイン全土のナショナルデーがあるので、どんなフィエスタが行われるのか待ち遠しいです。

これは余談ですが、レオンは蜘蛛の糸が浮遊しています。そのため、歩いていると顔や服について鬱陶しく感じます。
そろそろ、スペインの木々も少しずつ色付きはじめます。沖縄ではそんなに秋を感じられないので楽しみです。以上です。