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【2022年10月】レオン大学(スペイン)川満さん 経済学部地域環境政策学科

レオン大学(スペイン)
寒い季節です

こんにちは!スペインのレオン大学に留学中の川満です。11月に入りレオンも一段と寒くなってきて、朝起きるのが辛いです。また、レオンに来て3ヶ月が経ちました。ホストファミリーでお世話になっている家族とは今月で最後なのですが、本当の家族のように仲良くなりました。少しずつではありますがスペイン語が話せるようになってきたと実感しています。

今月は、様々なところに旅行にいきました。まず、ドイツ人の友人と世界最大のサッカークラブであるレアル・マドリードの試合を見にマドリードに行きました。私自身のスペインに来た目的の一つであったスタジアムでのサッカー観戦を実現させることができました。さらに、私たちの席がピッチから非常に近かかったため大興奮の一夜となりました。

次に、遠足でラス・メドゥラスという世界遺産の山にいきました。そこは古代ローマ時代に金鉱山として使われ、現在はその跡地となっていて、その圧巻の景色に感動しました。

そして、友人と三泊四日のパリ旅行に行きました。初めての国外旅行ということもあり、ワクワクが止まりませんでした。また、旅ではいろんなハプニングもありましたが、周りの人に救われ、無事やり過ごすことができました。まず、レオンからマドリードに向かうため電車を利用して行ったのですが、マドリードの駅から空港までどのようにいけばいいのかわからず困っていると、お姉さんが空港までの道のりを説明してくれて、一緒にチケットを買って空港に行く途中までついて来てくれました!このお姉さんにはとても感謝しています。無事に空港に到着し、飛行機でパリに向かいました。安心したのも束の間、パリに着くとなんと携帯が使えませんでした。携帯が使えない状況の上にスペイン語が通じない環境で、待ち合わせをしている友人の待つ駅までどのようにして向かえばいいのか分からずパニック状態でした。とにかく道ゆく人にジェスチャーでもなんでもいいから聞こうと決意し、たくさんの人に声をかけました。声をかけた人のほとんどが親切な人でしたが、私たちが探している駅の場所は誰も分からず、その日はもう着かないと考え、一度パリの中心地へバスで向かうことにしました。バスを待っていると一人の男性が僕たちの前に立っており、その男性にダメもとで友人と待ち合わせしている駅を聞いてみると、「分からないけど調べてみるよ」と言ってその駅までの経路をわざわざ調べてくれました。そして携帯が使えない私たちのために、バスから電車に乗り換えるタイミングや切符の買い方などを1から説明していただき、私たちは無事に友人の待つ駅までたどり着くことができました。その駅に向かう道中で「どうして僕たちを助けるのか?」と尋ねると「当たり前のことさ、僕も様々な国を旅してきたがそこで様々なトラブルがあったが人々の助けてくれて今日まで生きてきた。困った時は助け合うのが人間でしょ?」と言っていました。案内してくれたモハメドさんは人の温かさを教えてくれました。このように私たちは、現地の親切な人々に助けられながら無事に旅を楽しむことができました。