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【2020年1月】韓南大学(韓国)仲村さん 総合文化学部日本文化学科

韓南大学校(韓国)
留学生活締めくくり

こんにちは!仲村です。学科の授業も無事終わり、楽しみに待っていた春休みがやってきました。韓国の春休みも日本とほぼ一緒で二ヶ月ほどあります。なので、わたしの周りの韓国人の友達は旅行したり、家でゆっくりしたりしているようです。私は、友達と一緒にまたまた旅行兼文化体験をしに行ってきました。今回は京畿道という韓国の北側に位置するところを訪れ、そこで開催されるシシャモ釣り祭に行きました。凍った川に穴が開いていてそこから釣り糸を垂らして釣るというものでしたが、私は下手くそすぎて全然釣れませんでした。でもここまできたらシシャモを食べたかったので近くの売店に行き、ししゃも天ぷらとラーメンを注文して食べました。シシャモは日本の物が美味しく感じがしましたが、外で食べるラーメンは最高でした。そして、江原道よりは少し下の忠清北道のほうにある小さな雪まつりも行きました。前回の報告書でもいったのですが今年は雪があまり降らない時期のようで雪まつりで使用する雪も人工雪でした。そりにのって雪で作った坂を降りるのは初めてですごく楽しかったです。氷の彫刻もあったのですがほぼ暑さで溶けていました。南国の沖縄ではできないことだらけで新鮮で本当にたのしかったです。

1月の後半には韓国での大きな行事旧正月がありました。韓国では1月1日はただの元旦という認識らしく親族であつまって顔を合わせたりご飯を食べたりするのは旧正月らしいです。わたしも体験したくて友達の実家に少しお邪魔しました。日本の正月と似ていて御供物をしたり、お年玉をもらったりしていましたが細かいところが違いました。まず、食べるものがトッグッといって餅が入っている汁のようなものでした。中の餅は柔らかくてあっさりしたスープとマッチしていました!そして、お年玉をもらうときはセベといってもらう人に土下座のように座りながらセヘボンマニパドゥセヨ(あけましておめでとうございます)といって受け取ります。私も体験ということでやってみたのですが、なぜか私も韓国人になったかのような気持ちになりました。セベを見て、やっぱり今も韓国は儒教の国なんだなぁということを改めて感じることができました。本当にいい経験になりました。

2月の初めには日本人の友達と大邱という地域にもいってきました。大邱は韓国のアフリカと呼ばれるほど暑い地域と聞いていたので調子に乗ってペディンを着ずにいったのですが寒すぎて風邪ひきそうでした。大邱は弾丸だったのであまり長くいれませんでしたが、おしゃれなカフェに行ったり繁華街で散策したり大邱の特産物を食べたりと大満足な旅行になりました。

帰国日がそろそろ迫った中のmonthly報告でした。留学中は本当にいろいろなことがありました。特に外国での生活が慣れないときは自分からは何もできずもどかしさがつのるばかりでした。でも本当に留学を決断してよかったな、と今なら心から言えます。留学は語学を伸ばせる環境を作るとともに、自分にとって大きな成長をする機会でもあります。私は留学生活中の自分を振り返ってもっとあそこでがんばればよかったなと後悔する面もたくさんあります。その後悔をバネにこれからの大学生活がどんどん変わってくると思います。最後に1年間、私に携わってくれたみなさん本当にありがとうございました。