ひさしぶりのレオン

スペインのレオン大学に留学している、社会文化学科の仲里です。
レオンに来るのは2回目です。昨年の夏に「海外外国語・文化セミナー」に参加し、今年は長期での留学に挑戦するため戻ってきました。

今回もスペインへの直行便がないため韓国に渡り、14時間のフライトを経てマドリードへ到着しました。時差ボケは幸いありませんでしたが、今回は引率の先生もいない状況で、ホテルや電車の予約も自分たちで手配していたので緊張感もあり、さらに深夜便での移動もあったので疲労はありました。空港到着後はSIMカードを探し回りましたが、到着したのが遅い時間帯で閉店している店がほとんどでした。唯一、開いていた薬局で売ってそうな場所を聞くと、「ターミナルの外なら売っている」との情報をもらい、無事にSIMカードを入手できまた。空港からホテルまでは地下鉄で移動しましたが、市内観光も予定してたので10回券を購入して2人で共有しました。レオンへ移動する際には、国鉄のRenfe（AVE）を利用し約2時間で到着しました。

レオン到着後は、去年もお世話になり、今回もお世話になるホストマザーが駅まで迎えに来てくださました。帰国後も相談に乗ってくれたり、留学が決まった時は喜んでくれたので、この1年で一緒に思い出も作りつつ、感謝を伝えていきたいと思ってます。
1年ぶりのレオンですが、前回はあったお店がなくなっていたり、多少の変化はあるものの前と変わらない印象でした。何よりも沖縄に比べて湿度が低いので過ごしやすい気候ですが、日中は気温も高く、日差しが沖縄よりも強く感じます。

語学学校が始まり、昨年お世話になった先生方と再会できました。昨年の授業でお世話になった2人の先生も私を覚えていてくれていましたが、遠足でたまにしか会うことのなかった歴史の先生までも覚えていてくださり嬉しかったです。語学学校の授業は、文法の授業とスピーキングの授業があります。今のクラスではまだ難しい内容ではないのですが、久しぶりにスペイン語で授業を受けるので集中力と慣れが必要です。8月は授業以外にも楽しみがあり、市内の遠足と週末にレオン近郊の街に出かけることがありました。市内遠足は昨年も参加していていましたが、今年は先生の説明がより理解できるようになっていました。また1年後にどれだけ理解できるか楽しみでもあります。週末の遠足では、レオンから2時間ほど離れたサラマンカに行きました。サラマンカにはスペイン最古のサラマンカ大学や新旧大聖堂など歴史のある建物を見学しました。スペインには各都市に広場があり、その街の心臓とも呼ばれるほど大事な場所ですが、サラマンカの広場はレオンよりも広く、マドリードよりも人が少ないので個人的には好きでした。久しぶりに本場のパエリアも食べてれて充実したサラマンカでした。
また来月から新しいクラスが始まるので、楽しみながら頑張りたいと思っています。