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【2020年2月】レンヌ第二大学(フランス)高江洌さん 経済学部地域環境政策学科

レンヌ第2大学(フランス)
旅行とコロナとフランス語

こんにちは。レンヌ第二大学に交換留学中の高江洌です。

今月はイタリアのローマに行ってきました。思っていた以上にパスタとピザが美味しくて驚きました。レストランではワインを一本注文したのですが、サービスでもう一本付いてきてすごく飲みやすかったです。日本ではどうか分からないのでヨーロッパ特有と言えるのかわかりませんが、他のレストランでもサービスで強いお酒を帰る間際に頂いたりします。(フランスでもドイツでも何度かいただいた事があります。)また、ケンタッキー に行ってセットを注文するとビールが飲み物で付いてきて、衝撃的でした。イタリアでは予期せず毎日お酒を飲む事になりました。私がローマでご飯を食べる事の次に楽しかったのが、噴水近くに座ってぼーっとする事でした。レンヌより日差しが暖かく、久しぶりに暖かい日の光に当たって、ポカポカ気持ちよく、気づくと1時間ぐらい携帯も触らず噴水近くに座っていました。最終日、私達は空港行きの電車を直行だと勘違いし、無事、飛行機を逃しました。いつになれば私は予定通りの旅行が出来るのでしょうか。是非、もう一度パスタと日向ぼっこのためにイタリアに戻りたいと思います。次は魚介類に挑戦したいです。

さて、無事レンヌに戻って来られたのですが、こちらフランスでも新型コロナが問題になっています。バカンスが終わる前、学校も対応が二転三転していて少し混乱しました。最初は一部地域から帰国した人は2週間は学校に来ないように。となっていましたが、学校が始まる前日、結局はどこから帰ってくる人でも症状が出ていなければ来る事ができるようになりました。学校も混乱していて大変だなと感じました。

そして差別についてですが、私はレンヌで2回程コロナと言われました。一回目は頭にきたのですが、2回目はバスの行き場所を聞いて来た人にコロナ?と言われ、疲れていたので「non」と言ってその場を立ち去りました。しつこく色々言って来ましたが無視をしました。この対応が当たっているのかわかりませんが交戦的になるよりはマシかもしれません。やはりアジア系の人はこのような事が多いらしく、先日なんと、留学に来ている中国の方がコロナと言って来たバスの運転手を訴えるといい、ニュースになっていました。少し気分が良くなりました。

最後に少し授業の話をします。私のクラスでは英語を喋るとチョコを持ってこないといけないというルールがあります。遅刻をするとフランス語の歌を歌うか、腕立て伏せをします。このルールのおかげで、何度かチョコレートとクッキーが配られました。これで、私は前よりも英語を喋らなくなっているなと思いました。前期はとっさに出てくる言語は英語だったのですが、今はさっと出てくるのはフランス語になっています。それに伴って、前より英語が喋れなくなりました。英語を考える時間が四倍ぐらい長くなったような気がします。ですが、数ヶ月前は英語と仏語が混ざった変な言葉を喋っていて、よく何を言っているか分からないと言われていました(私にとっては喋れているつもりでしたが)。それに比べるとまだ分けて喋れるようになっているのでマシかなと思います。あと数ヶ月、仏語が伸びるのか正直自信はありませんが、楽しみながら学びたいと思います。