クリスマスとワールドカップ

こんにちは。レンヌ第2大学に交換留学中の宮城です。レンヌでは12月は暖かくなったり、寒かったりと気味の悪い状態が続いています。語学学校の前期も終わり、クリスマスバカンスに突入しました。12月は色々あったようで、あまり何もなかった気もする1ヶ月でした。学期末ということもありテストが沢山ありましたが、ちょうどテスト期間中に寒暖差の影響で過去一体調を崩してしまい最悪でした。日本人の留学生はみんな体調を崩しています。12月の中盤くらいまでは、5℃が最高気温というような気温でしたが、今では日中は15℃くらいまで気温が上がり、寒暖差が激しい季節です。

12月に入ってから、人も街もクリスマスモードに入りました。センター街では装飾が沢山されていて、夜になると海外だなと感じる街並みになってきました。装飾だけでなく、即席の遊園地みたいなところや、Marche de Noël というクリスマス市場が開かれていたので、お友達と行きました。遊園地では、嘘みたいに大きくて高い乗り物が1週間程で建設されていたり、屋台やゲームをしたりするお店が並んでいます。自分は1週間程で建てられた乗り物を信用出来ないので、まだどのアトラクションにも乗れていませんが、なかなか激しいものばかりです。そして、Marche de Noël ではホットワインを飲みました。あまり美味しくはなかったです。そこには観覧車もあり、みんなで乗りましたが、日本の観覧車と違って回転する速度が異常で6-7周ぐらいしていました。かなり酔いますが、日本では体験できない雰囲気で凄かったです。クリスマスはちょうどバカンス中にあるのですが、バカンスに入るとすぐにほとんどの人が帰国するので、寮に人が居なくなります。掃除をする人もいなくなるため、キッチンもずっと閉まっていす。自分はクリスマス中の計画を立てるのが遅く、飛行機や電車のチケットが高かったため、旅行に行かずレンヌにとどまったのですが、あまりにも人がいないためとても暇な日が沢山続きました。留学に来る前くらいからクリスマスの旅行は考えた方がいいかもしれないです。ですが、1月にはスペインとイギリスに旅行する予定です。

かなり暇な日が続いていますが、今年はとてもラッキーで、ワールドカップでフランス代表が決勝戦まで進んだこともあり、町中が大騒ぎになっていました。フランス代表がベスト4に進んだぐらいから、盛り上がりが増していきました。レンヌには多国籍の人が沢山住んでいることもあって、モロッコやアルゼンチンが試合に勝った日には、町中で花火を上げたり大騒ぎしたりしていて、夜は結構騒がしかったですし、警察沙汰にもなったりしていました。パリでは暴動が起きたというニュースも聞きました。そして、フランス代表の決勝戦はバディの人達とバーで見ました。バーには試合開始の2時間程前に着きましたが、既に満席で、どれだけサッカーというスポーツがフランスで人気かが実感できました。試合はPK戦までもつれ込む大接戦の末に負けてしまいましたが、あの2時間程の時間で人の喜怒哀楽全てを見ることが出来て面白かったです。フランスの人たちには言えませんでしたが、アルゼンチンを応援していたので少し気まずかったです。ヨーロッパのサッカーへの熱はまた一段階違うものがあるなと感じました。一生で1度あるかないかという経験を異国で体験するとこができたのでラッキーでした。

交換留学も折り返し地点まできて、色々なことを経験しましたが、コロナやロシアの影響もあって学校にある情報とはだいぶ変わってきていると感じました。円安の影響も凄くて、もう既にお金が足りない状況です。ここからは節約しつつ、さらに積極的にフランス語を使う環境を作りたいと思います。まずは、後期からはCIREFEのアクティビティのどれかに参加してみようかなと考えています。残り半分の交換留学生活も楽しんでいこうと思います。