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【2025年9月】嘉泉大学(韓国) 村山さん 経済学部 地域環境政策学科

嘉泉大学校(韓国)
新学期の始まりと貴重な体験

こんにちは。九月に入り夏休みが終わって学校が始まりました。季節もだんだん涼しくなってきて過ごしやすい気温になってきました。
今回の報告書は新学期のお話とゼミの担当の先生である友知先生が韓国に来て友知先生とキムジェ市というところに遊び位に行った話をしたいと思います。

九月から秋学期の語学堂も始まり自分は山川さんと同じ5級のクラスに入りました。語学堂のクラスにはベトナム人、ミャンマー人、モンゴル人のクラスで春学期の時は4級クラスでしたが5級のクラスからいっきに学ぶ単語や文法等がレベルが上がり難しくなりました。5級のクラスでは韓国のことわざなども習うので覚えるのがとても大変です。語学堂以外にも大学の授業を履修してテコンドーの授業と韓国人の対話法という授業を履修しました。テコンドーのクラスでは初心者の人が多いので先生がゆっくり丁寧に教えてくれてテコンドーの型を学んでいきテコンドーの姿勢や型の形などを意識してみんなで学んでいく授業です。韓国人の対話法の授業は韓国人が会った時に言う挨拶や礼節など、場面ごとに違った意味を持つ会話を学ぶ授業です。先生がとても分かりやすく説明してくれて面白い先生なのでとても楽しい授業です。

九月の後半にゼミの先生である友知先生が韓国にお仕事で来ていたので、せっかく韓国に来たからということで先生に会いに行きました。友知先生とは韓国のキムジェ市という地域で会い、自分たちのいる京畿道から高速列車に1時間半ちょっとの距離にある田舎の方で会いました。そこは小さな村で、そこで村の住民たちの地域意識を高め、村の住民の人たちの絆やつながりを高めるお祭りがありそのお祭りを体験してきました。そのお祭りでは地域住民が舞台に立って伝統の舞をしたり、お祭りのために一生懸命準備してきたものを披露したりしていました。小さな村なのでそのお祭りには村の住民のほとんどが参加し、みんなで楽しく舞台を見ながらご飯を食べたりお酒を飲んだりしてみんな楽しんでいました。舞台には比屋根さんという友知先生のゼミ出身で最年少で三線の師範を取った方も舞台に上がりました。三線を弾きながら歌う歌三線を披露して韓国の田舎の小さな村に沖縄の伝統楽器の音色と歌で会場を沖縄の色に染めました。久ぶり三線の音色と民謡を聞くことが出来てとてもよかったです。お祭りだけでなく元々住人が住んでいた小さな伝統的な古民家を展示館のように改装し、その家の壁の作りや韓国の伝統的なオンドルという床暖房の作りが見れたり、その家を改装したときに出てきた出土品を展示もしていました。その中にはその住人が大正時代に賞を受け取った時の賞状も展示されており歴史を実際に目で見て感じることが出来ました。日本の統治下時代の背景もあり、やはり日本に対してまだ悪いイメージを持っている方もいたりしましたが、小さな村に日本人がいることも珍しかったので村の住民の方も話しかけてくれたりしてくれてお祭りを通して貴重な体験をすることが出来てとてもよかったです。

新学期も始まり毎日忙しいですが、ありがたいことに毎日充実した生活を送ることが出来ています。友知先生のおかげで貴重な体験もできて本当に良かったです。来月の報告書でまた会いましょう。