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【2025年9月】東海大学(台湾) 比嘉さん 総合文化学部 社会文化学科

東海大学(台湾)
新学期が始まって 

夏休みも終わり新学期が始まりました。台湾は9月が学校の始まりなので今学期留学に来る人が前学期に比べ増えました。私たちが来た2月に比べとても多くの人が来たため語学学校の雰囲気も少し変わり、とても賑わっています。
 
夏期講座が終わり1週間の休みを経て新学期が始まりました。全学期と授業の登録のやり方が変わり慌ただしいスタートとなりましたが、1ヶ月たった今はなれつつあります。
今回新たな試みとして中国語で行われる学部の授業を受講しました。今までも学部の授業は取っていたのですが、日本語学科の授業や英語を使った授業を受けていました。それに知り合いも誰1人いない中での参加だったため初日の授業はすごく緊張しました。そして気付いたこと、いくら文法や会話を練習しても圧倒的に単語力が足りないことです。留学生は授業を受講するに当たって教授から許可をもらう必要があるのですが、許可をもらう時や、教授との雑談等は特に問題なくいったのですが、実際に授業を受けてみて知らない単語がいっぱい出てきてスクリーンの文字を目で追うのに精一杯でした。やはり分野によって知らない単語はたくさん出てくるし、やはり勉強に終わりはないんだなと改めて実感することができました。この授業では他にも難しいことがありました。それはグループ探しです。友達同士で受けている人も多いのでグループを作るには自分から話しかけに行く必要があります。そんな中私がどうやってグループを見つけたかというと、知っている情報でもいいから取り敢えず質問してみるということです。私の場合は授業内で課外活動の連絡があったのでそれについて日程や場所などを周りの人に聞いてまわりました。そうすると1人くらいは親切な方がいらっしゃるのでそういう人に留学生と話すと仲良くなりやすかったです。何回か話しているのですが、語学学校の人と話すのと、台湾人の学生と話すのは難しさが全然違います。台湾の人と話していて会話は成り立っているのですが、普段語学学校で話す基本的な文法でないことや、話すスピードが早いため、正直話していることの4割くらいしか分かっていません。台湾人と話すのになれるためにも学部の授業を取るのは本当におすすめです。
 
語学学校は全学期からほとんどクラスメートはほとんど変わらないのですが、ウェルカムパーティーなどの行事を通して新しく来た人達とも仲良くなれました。ご飯を食べに行ったり台中内の観光などもしました。自分とは違う国の人と話すのは自分の国について改めて考える機会にもなりました。世界の文化について知り自分の世界も広がるのでここでいろんな背景を持った人と交流できて本当によかったです。ですがここで出てくる問題は英語が喋れないと大変ということです。前学期からの友達とはほとんど中国語で会話ができるので忘れていましたが、語学学校にはゼロからスタートする学生も多くいます。そのためいろんな人と関わりたいのであれば英語は必須と言っても過言ではありません。逆に言えば、中国語だけでなく英語を練習する機会も多くあるので中国語だけでなく英語も勉強したい人にとってはぴったりな環境だと思います。
 
折り返し地点も過ぎ最後の学期ということがまだあまり実感できていませんが、悔いが残らないように最後まで頑張りたいと思います。