【2025年10月】レオン大学(スペイン) 知花さん 総合文化学部 英米言語文化学科
レオン大学(スペイン)
スペイン旅行と秋
こんにちは。スペイン留学3か月目の知花です。レオンはだいぶ寒くなってまいりました。沖縄ではありえない分厚いダウンとマフラーと手袋を着て過ごしています。
語学学校では引き続き接続法を中心に学んでおり、使える表現が日々増えていくのがうれしいです。ピソでの暮らしもだいぶ慣れてきました。
10月の初めに4泊5日のバルセロナ旅行をしました。Renfeというアプリで列車のチケットを購入しました。まずはレオンからマドリードのChamartin駅へ。そこから乗り換えのため地下鉄でマドリードPuerta De Atocha駅へ向かいました。しかしレオンからの出発が20分ほど遅延していました。何とか間に合うのではないかと急いだのですが、慣れない地下鉄や初めての駅だったということもあり、間に合いませんでした。途方にくれましたが、泣いてはいられないのでRenfeの窓口へ。番号札を機械で取って並ぶのですが、たくさんの人が順番を待っていてなかなか呼ばれません。アプリでは今日のチケットはもう買えず、駅にあるチケット販売機ではクレジットがはじかれて購入できません。窓口ではスタッフ同士がおしゃべりしていて、日本とは違うなあと思いました。3時間近く経って待ちきれなくなり、近くにいた警備員に事情を説明するとすぐに窓口に呼ばれ、すぐにバルセロナ行きのチケットを出してくれました。
バルセロナに着いてホステルへ向かうため地下鉄に乗っていると、地下鉄の中でアコースティックギターを弾いている人がいました。これもまた日本とは違うけれど悪くないなと思いました。
バルセロナではカタルーニャ音楽堂、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、カタルーニャ美術館、グエル公園を回りました。ほとんど事前に公式サイトや旅行サイトなどでチケットを購入しました。一番気に入ったのはカタルーニャ音楽堂です。本当に我を忘れてうっとりするほど美しいステンドグラスを見ることが出来ました。見学中にオルガンが鳴ったのですが、コンサートのチケットを取っても良かったなと思うほど素晴らしかったです。カサ・ビセンスとチケットが取れなかったサグラダファミリアは、外観だけ見に行きました。ほかにはブケリア市場でスイーツを食べたり、エンカンス市場でアンティークの小物を見たり、パエリアを食べたりしました。駅の標識や街を歩いていて聞こえてくる言葉がカタルーニャ語でとても興味深かったです。バルセロナでは学校教育もほとんどカタルーニャ語で行われるそうで、スペイン国内にありながら独自の言語を守っていることに、うちなーぐちを話せない私としてはとても感動しました。
10月の末には知人に会うためマドリードへ行きました。秋に色づいた公園を散策したり、街並みを一望できる屋上のあるHotel Riuに行ったりしました。またレオンにはない日本のお店(無印良品やユニクロなど)に行くことができてよかったです。マドリードと言えば美術館ですが、国際学生証(ISIC)やパスポートなどを提示すると割引のある所も多いようです。今回は時間の都合上行くことが出来なかったので、リベンジしたいと思います。
マドリードからレオンに帰る列車はまた20分ほど遅延していました。いざ列車が着いたときに、あろうことか反対方面の列車に乗り込むというミスをしました。旅の疲れで座るなり寝てしまい、間違いに気づいたときにはもうレオンの対極にあるようなバレンシア・アリカンテに到着といったところでした。焦っても時すでに遅く、駅員さんに事情を説明し、とにかくアリカンテ駅に着いてから窓口でレオン行きのチケットを再度購入しました。まだ早い時間だったのが幸いし、その日のうちにレオンに帰ることができました。帰りの列車を待つ間、駅の近くの海を見に行きました。沖縄を発ってから数か月見ていなかった海を眺めて、暖かい南部の潮風にホームシックも癒される心地がしました。
レオンに帰ってくると冬の気配が毎日せまってきていて、クリスマスの飾りを店や通りで見るようになりました。朝の登校のたびに白い息を吐きながら見る紅葉はほんとうに綺麗です。
次回は乾燥対策などについて書きたいと思います。ではまた。
こんにちは。スペイン留学3か月目の知花です。レオンはだいぶ寒くなってまいりました。沖縄ではありえない分厚いダウンとマフラーと手袋を着て過ごしています。
語学学校では引き続き接続法を中心に学んでおり、使える表現が日々増えていくのがうれしいです。ピソでの暮らしもだいぶ慣れてきました。
10月の初めに4泊5日のバルセロナ旅行をしました。Renfeというアプリで列車のチケットを購入しました。まずはレオンからマドリードのChamartin駅へ。そこから乗り換えのため地下鉄でマドリードPuerta De Atocha駅へ向かいました。しかしレオンからの出発が20分ほど遅延していました。何とか間に合うのではないかと急いだのですが、慣れない地下鉄や初めての駅だったということもあり、間に合いませんでした。途方にくれましたが、泣いてはいられないのでRenfeの窓口へ。番号札を機械で取って並ぶのですが、たくさんの人が順番を待っていてなかなか呼ばれません。アプリでは今日のチケットはもう買えず、駅にあるチケット販売機ではクレジットがはじかれて購入できません。窓口ではスタッフ同士がおしゃべりしていて、日本とは違うなあと思いました。3時間近く経って待ちきれなくなり、近くにいた警備員に事情を説明するとすぐに窓口に呼ばれ、すぐにバルセロナ行きのチケットを出してくれました。
バルセロナに着いてホステルへ向かうため地下鉄に乗っていると、地下鉄の中でアコースティックギターを弾いている人がいました。これもまた日本とは違うけれど悪くないなと思いました。
バルセロナではカタルーニャ音楽堂、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、カタルーニャ美術館、グエル公園を回りました。ほとんど事前に公式サイトや旅行サイトなどでチケットを購入しました。一番気に入ったのはカタルーニャ音楽堂です。本当に我を忘れてうっとりするほど美しいステンドグラスを見ることが出来ました。見学中にオルガンが鳴ったのですが、コンサートのチケットを取っても良かったなと思うほど素晴らしかったです。カサ・ビセンスとチケットが取れなかったサグラダファミリアは、外観だけ見に行きました。ほかにはブケリア市場でスイーツを食べたり、エンカンス市場でアンティークの小物を見たり、パエリアを食べたりしました。駅の標識や街を歩いていて聞こえてくる言葉がカタルーニャ語でとても興味深かったです。バルセロナでは学校教育もほとんどカタルーニャ語で行われるそうで、スペイン国内にありながら独自の言語を守っていることに、うちなーぐちを話せない私としてはとても感動しました。
10月の末には知人に会うためマドリードへ行きました。秋に色づいた公園を散策したり、街並みを一望できる屋上のあるHotel Riuに行ったりしました。またレオンにはない日本のお店(無印良品やユニクロなど)に行くことができてよかったです。マドリードと言えば美術館ですが、国際学生証(ISIC)やパスポートなどを提示すると割引のある所も多いようです。今回は時間の都合上行くことが出来なかったので、リベンジしたいと思います。
マドリードからレオンに帰る列車はまた20分ほど遅延していました。いざ列車が着いたときに、あろうことか反対方面の列車に乗り込むというミスをしました。旅の疲れで座るなり寝てしまい、間違いに気づいたときにはもうレオンの対極にあるようなバレンシア・アリカンテに到着といったところでした。焦っても時すでに遅く、駅員さんに事情を説明し、とにかくアリカンテ駅に着いてから窓口でレオン行きのチケットを再度購入しました。まだ早い時間だったのが幸いし、その日のうちにレオンに帰ることができました。帰りの列車を待つ間、駅の近くの海を見に行きました。沖縄を発ってから数か月見ていなかった海を眺めて、暖かい南部の潮風にホームシックも癒される心地がしました。
レオンに帰ってくると冬の気配が毎日せまってきていて、クリスマスの飾りを店や通りで見るようになりました。朝の登校のたびに白い息を吐きながら見る紅葉はほんとうに綺麗です。
次回は乾燥対策などについて書きたいと思います。ではまた。


















































































