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【2023年2月】オスナブリュック大学(ドイツ)城間さん 総合文化学部英米言語文化学科

オスナブリュック大学(ドイツ)
ドイツ人のサッカー愛

こんにちは、ドイツのオスナブリュック大学に留学中の城間です。
今回のマンスリー報告書では、期末テストが終わってすぐにドルトムントという街にサッカー観戦行ってきたので、そのときのことについて紹介します。

朝早くからバスに乗って、ドルトムントに到着しました。朝早かったのと、天気が悪かったことから街には人気がありませんでした。聞いたところによると、チームのサポーターは、試合前早くから会場にむかうのではなく、試合直前までバーなどでビールを飲んで盛り上がり、その足で会場入りするそうです。この話を聞いて、ビールもサッカーも大好きなドイツ人らしいなと思いました。駅構内から試合会場まではドルトムントのチームカラーである黄色と黒のグッズを身に着けているサポーターが多くて、試合前からサッカー観戦の雰囲気を味わうことができます。ドルトムントチームのグッズを身に着けていると同じ仲間という意識からか「Hallo!!」と声をかけてくれたり、「それいいね」というように合図してくれます。一方で、ドルトムントの駅や街中では、対戦相手チームのサポーターがドルトムントのチームに対抗するように大声で叫んだり、応援歌を歌ったりして挑発させるような行為もありました。それぐらい互いにチームのことを本気で応援しているということがすごく伝わりました。

今回私が観戦したドルトムントのスタジアムは、観客収容人数8万人超えのドイツ国内最大規模のスタジアムだそうです。ヨーロッパでもトップ10に入る大きさのスタジアムだとか!試合の約2時間前から会場に入りましたが、本当に席が満席になるのかと気になりながらも、試合直前に続々と観客が集まり、この日の観客数も81,365人の満席でした。会場には、子どもから大人まで、家族で来ている人やカップルで観戦に来ている人など幅広いファンが集まっていました。
いよいよ試合が始まって会場も盛り上がってきたころ、相手チームのサポーターが発煙筒を投げ入れたことで、煙が上がり5分ほど試合が見えなくなりました。熱狂ファンであるのは良いけど、迷惑行為だけはやめてほしいと思いました。それでも選手たちは、動揺することなく試合を続けていました。観戦中、ゴールのチャンスが来る度に観客は席から立ちあがり、チャンスを逃すと「あぁー!」とがっかりして座り、点数が入れば一体となって歌うなど、会場でのサッカー観戦の雰囲気を最高に味わいました。試合の結果は4対1でドルトムントの勝利となり、試合の満足感もさらに上がりました。また、ドイツ人のサッカー愛を感じられる観戦になりました。

最近では会場に行かなくてもテレビなどでスポーツ観戦することができますが、会場での観戦はそれ以上に試合を楽しむことができるということに気づかされました。そして、「ドイツでのサッカー観戦」は留学中にやりたいことのひとつだったので、また一つ達成することができました。
留学期間も折り返し地点にきました。最初の半年は、ここでの生活になれることに必死でしたが、残りの半年は悔いが残らないようにドイツ留学で挑戦したいことを全力で取り組んでいこうと思います。
今回はこの辺で、Tschüss!!