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[2019年7月]バンクーバーアイランド大学(カナダ) 松根さん 総合文化学部英米言語文化学科

バンクーバーアイランド大学(カナダ)
あっという間の一年間

こんにちは、現在バンクーバーアイランド大学に派遣留学中の松根です。

派遣留学期間終了もいよいよ残すところ数時間を切りました。時間が経つのはとてもあっという間で1年前にナナイモに来たとは思えないくらい早く感じますが、奇妙なことにもっと長く住んでたようなそんな気もしてくるのです。1年間という短い期間ではありましたが、それよりも長く住んでいたと錯覚してしまうほど濃厚で充実した時間がナナイモで過ごせたのかなと思います。

この報告書を少しずつ書きながら帰国の準備も同時進行で行ないました。私はホームステイと携帯の契約をしているのでホームステイの契約解除と携帯の解約の手続きを行います。ホームステイは解約通知と保証金の書類を書きます。携帯の解約は私の契約している通信会社に直接メールで解約手続きができるようなので念のためネットがどこでも使えるよう帰国日に解約することにしました。

期末テストについては、今回の後半の学期ではReadingとWriting集中の学期だったのでこの2つしか試験は行いません。今までの学期のやり方と比較すると、他の他技能の試験が無い分Writingの準備に集中できるのはとてもいい点だと思います。

期末テストの前でしたが、今週は離島に住むホストファミリーの友達家族の実家に招待されたので行ってきました。ナナイモのダウンタウンにある港から船で30分ほどでつくGabriola島という島にあります。港から車で20分走った海沿いのところに実家がありました。そのお家では小さな畑があり野菜を収穫したり、家の裏から船で漁をしたり自給自足のような生活をしています。私がもうすぐ帰国ということもあってそのお家で家の主であるおじいさんが船に乗って沢山の蟹を獲って蟹パーティーをしました。それぞれ1人1匹以上まるまる食べることができるのでお腹いっぱい蟹を食べてとても贅沢な体験をさせてもらえました。ディナーの前には昔からある蹄鉄を投げてポイントを競うゲームなど昔ながらの遊びをたくさん体験することができました。

学校の最終日にはたくさんの友達と写真を撮りたいところでしたがみんなそれぞれ予定があったりとなかなか撮る時間がなかったのが残念でした。しかし最初の学期と今学期の担任をした先生とはゆっくり話をして別れの挨拶もでき、記念に写真を取ることもできました。
最後の週にはホストマザーの孫が数日滞在していたのでとても賑やかに楽しく過ごすことができました。家で遊んだり、映画を一緒に観たり、となりの町のビーチまで砂像を見に行ったり、離れてしまう分沢山子供達と犬と遊んで帰国3日前までほとんど荷物もまとめていませんでした。

帰国日当日は船が朝の便だったので荷物をまとめて、ホストファミリーと最後の朝ごはんを食べました。ホストファミリーの犬も私が帰ることに気づいているようで数日前からべったり甘えてきたのですが、当日には拗ねたようにそっけない態度をとられて少し悲しかったです。やはり1年も一緒に過ごした家族と離れるのは辛く、できるだけ早くまた会いに戻りたいなとおもいます。

この留学を通してESL卒業という目標には惜しくも届きませんでしたが、上級レベルまで伸ばすことができました。帰国後の課題はどうやってこのまま維持していくか、やり方をこれから模索していかなければならないと考えています。また就職活動、卒業論文をこれからやらなければならないのでこの留学で得た経験を活かして取り組んでいきたいです。

最後にこの留学に携わって沢山のサポートをしてくれたグローバルセンターのみなさん、バンクーバーアイランド大学ESLのみなさん、ホストファミリーなどナナイモでお世話になったみなさん、そして両親に深く感謝しています。沖縄に帰ってこの留学で得た経験や知識を活かしていきたいです。