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【2019年12月】レオン大学(スペイン)国吉さん 総合文化学部英米言語文化学科

レオン大学(スペイン)
12 月の monthly ヨーロッパでのクリスマス

こんにちは。12 月が終わりもうすでに留学の折返し地点にいます。今までスペイン語を勉強 していた語学学校も一時終了し、成績表をもらいました。結果は 10 点満点中 9.5 点となか なか良い点数を取れたのではないかと満足しています。ですが、現在の自分のスペイン語のレベルはまだまだだということは自分が一番自覚しているので調子に乗らずに勉強を続け ていきます。

さて、12 月といえばクリスマスです。ヨーロッパのクリスマスは日本とは比べ物になら ないほど豪華で大切にされています。もちろん宗教的なこともあるためクリスマスの捉え方が違います。日本ではクリスマスは、恋人や友達と過ごす事が多いと思います。ですがここでは里帰りし、家族と過ごす一大イベントなのです。日本で言うお正月のような感じです。 町並みも写真のような豪華な飾りが毎年飾ってあります。また、ショッピングセンターには 無料でアイススケートを楽しむことができるイベントも行われています。驚きなのがこれらはすべて市役所が行っていることです。私の個人的なイメージかもしれませんが、日本で過ごしてきてクリスマスは企業が力を入れるイベントと思っていたので、市役所がここまで毎年違うイルミネーションを準備していることに驚きました。語学学校でもクリスマスパーティーがありそれぞれのクラスの希望について発表する機会があり、クラスの代表とし て発表しました。先生たちも明るく、陽気に踊っていて幸せな国だなと実感し、こんな大人になりたいなと感じました。

本場のクリスマスマーケットを経験するためにドイツのフランクフルト、シュトゥットガ ルト、ミュンヘン、ニュルンベルクに行ってきました。パンにソーセージが挟まっているシンプルなご飯なのですがこれが最高に美味しかったです。ドイツといえばホットワインを思い浮かぶ人もいると思います。ホットワインの会計の制度が面白いので少し紹介します。 まずドリンク単品の値段が4€だとしてコップの値段が3€だとします。お会計の時に必ず7€ 支払わなければなりません。その時におもちゃのコインも受け取ります。ドリンクを飲み終え、コインを持ちコップを返すときにコップの代金である3€が返ってきます。もし、このコップを記念として持って帰りたいならそのままコインを返さずに持って帰ります。 

ドイツから帰ってきて3 日後に母と兄がスペインに来てくれました。マドリード観光美術 館巡り、マドリードからバスで1 時間の観光地トレド、私の暮らすレオンを巡りました。家族がスペインへ来たのはクリスマス後だったのでせっかくのヨーロッパのクリスマスの雰囲気が見せられない、と落ち込んでいたのですがそのような心配はありませんでした。なぜ ならスペインには、クリスマスが2 回あるからです。1 回目のクリスマスは 12/25 のクリスマスで 、2 回目は 1/6 行われるtres reyes magos (3 人の王様)と言ってラクダに乗った 3 人 の王様がキリストのところへ訪れた日です。この日にも子どもたちはプレゼントをもらいます。悪い子どもには、砂糖で作られた木炭が送られてきます。なので街では1月までサンタさんの帽子をかぶる人もいるしイルミネーションも楽しめます。 2 回目のクリスマスの日にはディズニーランドのような豪華なパレードが各地域で見られます。私にも嬉しいことにサンタさんが来てくれていました。

このバケーションの間、日本人とドイツへ旅行をして家族とスペイン旅行をし日本語漬けになっていたので落ち着いたいま勉強モードに切り替えて勉強スタートしていきます!

レオン大学から沖国へ留学した人は 1 人しかいなかったので、沖縄は人気が無いと思っていたのですが、私の知り合いの中だけでも協定校を利用して貴学へ留学したいと考えている人が 3 人いました。ただ、行動に移す事が難しい理由があるためなかなか応募できずにいるそうです。それは、アルバイトができる環境にいないと言うことです。私達はアルバイ トを探すことは簡単にできます。1日バイトといった制度もあるくらい簡単に稼ぐことができます。ですがスペインの中でもレオンは、仕事が少なく大学を卒業していても働くことが難しいと言われています。そのため、留学をする事が難しい理由の一つになっているようです。こういった環境を見ると自分で稼ぐことができてやりたい事=留学が出来る自分の 環境に感謝して悔いの無い残り半年を過ごしていけるように目標を立てて頑張っていきます!