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【2024年5月】バンクーバーアイランド大学(カナダ) 勢理客さん 総合文化学部 英米言語文化学科

バンクーバーアイランド大学(カナダ)
オーロラとカナダで出会えた外国の友人たち。

こんにちは、勢理客です。留学に来て早9ヶ月もの歳月が経ってしまい、もう留学生活も終わってしまいました。今考えるとあっという間の9ヶ月で案の定2ヶ月前から親にもっとここにいたいと困らせていました。
そんなこんなで色々なことがありましたが、今月は何とナナイモでオーロラを見ることができました。通常ナナイモやバンクーバーではオーロラを見ることは難しく、さらにネットで発見した数年前のブログにはほんのうっすらと見えるオーロラがナナイモで見えたと報告されていたぐらいでした。実際にもしオーロラを見たいのであれば2、30万ぐらい費用を見積もってイエローナイフという場所に5日から7日間以上は滞在し、ツアーなどに参加してやっと確実に見えるようになるそうです。実を言うと、10月ごろ私もオーロラを見にそこへと行こうかと思ったのですが、流石に費用が高すぎて断念してしまいました。しかし、何と今月は運が良いことに太陽フレアが異常に活発化し、その影響でナナイモでもオーロラを見ることができました。実際に見たオーロラは肉眼では意外にもうっすらとしていて、ただカメラ越しにはどこまでもオーロラが続いてどれも色鮮やかで本当に幻想的でした。帰る直前にオーロラが見られて本当に嬉しく最後の最後まで良い経験ができたと思います。

実はこのマンスリーを書いているのはカナダから日本へと戻る飛行機の中なのですが、今の心境としてはカナダ留学が終わるという実感が湧かないのが正直なところです。でももしかするとカナダで出来た友達と2度と会えないと思うと本当に寂しく感じ、本当に彼らとは辛い時も楽しい時も同じ時間を共にして、色々あってモーテルに移動してホストファミリーを変えなければならなくなった時にも彼らが車を出してくれたり、ご飯や洋服をくれたり、励ましてくれたり、正直今まで留学を続けてこられたのは彼らのおかげだと感じています。元々の母語や国はみんな違えど、家族や兄弟にも話せられないことや悩みを相談し、文化的背景も異なり第2言語での会話ゆえに意思疎通を図るのも断然難しくなりますが、誰よりもお互いの事を分かり合えたと思います。本当に今回の留学生活は充実した毎日だったと感じ、かけがえのないものだったと感じております。当分はナナイモに戻って来られませんが生きている内に必ずまた戻ってきてみんなと会いたいと思いました。