学部の授業が始まりました

9月の韓国は雨が多く、涼しい日も多くなってきました。今回は学部の授業の様子と日語日文学科の学術祭について紹介したいと思います。

韓国の大学は9月から授業がスタートします。語学堂は平日の９時から１３時まであるため、学部の授業は午後しか受けることができません。そのため今回は秋学期の語学堂を受けずに学部の授業だけを取ることにしました。正直、私の韓国語のレベルで学部の授業を聞くことは難しいですが、留学でしかできないことなので挑戦することにしました。韓南大学は日語日文学科があるため、日本に関連した授業が多くあります。私は日語日文学科の「言語と文化」「日本語作文」「日本文化観光の理解」という３つの授業を取っています。日語日文学科の学生はとても日本語が上手なので、分からないところは教えてもらったりしています。難しいですが授業を受けるのは楽しいです。また、日本に関する授業なので改めて日本について考えることも多く、新しい発見もあります。
　
語学堂ではベトナム人やモンゴル人などが多かったため、韓国人と関わる機会はほとんどありませんでしたが、学部の授業を受けてからは韓国人と関わる機会がとても多くなりました。韓国人の友達と授業終わりにご飯を食べたり、遊びに行ったりととても充実した毎日を送っています。

9月の下旬には日語日文学科の学術祭がありました。学術祭では、韓国人の学生が日本語でコントや演劇を披露してくれました。コントも演劇も内容が面白く、あれだけの量の日本語をどのように覚えたのか驚くばかりでした。学術祭の後は出演者と日語日文学科の人たちと一緒にサムギョプサルを食べに行きました。5月に日本人留学生と日語日文学科の交流会がありましたが、その時にいなかった人たちもたくさんいたため、色んな人たちと交流することができました。

学術祭の他にも、外国人留学生を対象とした한가위대축제（ハンガウィフェスティバル）があり、さまざまな韓国文化を体験することができました。韓服体験やキンパ作り、韓国の伝統的な遊びであるユンノリ遊びを体験できるコーナーがありました。初めてキンパ作りに挑戦しましたが、思っていたよりも上手に作ることができたので、沖縄に帰ってからも作ってみたいと思いました。

9月は学部の授業だけを取るという私にとって大きな挑戦でしたが、韓国人と関わる機会や友達も増えたため、挑戦して良かったと感じています。また、最近は少しづつ寒くなってきているので体調に気をつけて残りの留学生活も頑張っていきたいです。