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【2024年2月】レンヌ第2大学(フランス) 川満さん 産業情報学部 企業システム学科

レンヌ第2大学(フランス)
楽しいながらも不安が募った2月

Bonjour! フランスのレンヌ第2大学に留学中の産業情報学部企業システム学科2年次の川満です。今回は2月にあったプチ旅行やバカンス、学校生活面について書いていきます。
 
まず1つ目に、2月の中旬に語学学校のCIREFEが主催したプチ旅行に参加してきました。今回はブリュターニュ地方の北部に位置し、海沿いの街で観光地としても有名な「Saint-Malo」(サン・マロ)という街に行きました。サン・マロには城壁に囲まれた旧市街があり、旧市街内には沢山のカフェやレストランなどに加え、お土産屋さんもありました。今回私がサン・マロの街を散策した中で最も印象的だったのが「サン・ヴァンサン大聖堂」です。12世紀に建築され、ゴシック様式とロマネスク様式が混ざった形で建築された教会です。教会に入って真正面には大きく、とても細やかで色とりどりのステンドグラスがあり、入ってくる人々の目を引き付けていました。さらに、私がサン・マロで気に入ったところがあります。それが、サン・マロ旧市街の街並みです。旧市街を囲む城壁は上を歩くことができて、そこから旧市街地が見渡せられるのですが、建物の間隔が狭く密集している印象を受けました。また、建築物も木造建築が多いレンヌとは異なり、レンガを多く使用して建築されているものが多く、城壁を歩きながら見る旧市街は絵本の中にあるような街並みでした。沖縄やレンヌとは違う光景が私はとても魅力的に感じました。

2つ目に、2月末から1週間ほどあったバカンスについてです。このバカンスは冬休みという扱いのもので私はレンヌ内の行ったことのなかったカフェやパン屋巡りをしました。これまでも、定期的にしていたのですがまだまだ知らないところがあって楽しかったです。さらに、レンヌのカフェには日本をテーマとするカフェやレストランも多く抹茶や煎茶を専門に扱う茶葉屋さんやカフェでも急須でお茶を楽しむマダムたちなどを見ました。いつも、商品は持ち帰りをしていて気づかなかった部分だったので驚きました。

3つ目に、学校生活について報告していきます。学校は時制を使い分ける学習を主に行っており、A2の時にやっていた複合過去・半過去に加え、大過去や書き・会話の際に使用する時制に関する文言などを学んでいます。使用する場面や理論は理解できても、単語の活用が間違うことが多々あり、まだまだ出来ていない部分が目立つので、今はその復習と反復学習に力を入れています。来月には試験があるので対策も十分に行っていきたいと思います。

最後に生活面を書いて終わろうと思います。レンヌは一時期暖かくなったのですが、再度1桁気温まで下がっています。それに加えて、日々曇りか雨という悪天が続き気分も沈み気味になってしまいます。また、今月はフランスの国鉄乗務員が3日間ストライキを行いTGVなど新幹線や電車などの運行本数が半分になったことが話題になりました。さらに2月から9月の長期期間行うという発言をしていて、帰国の際の交通状況がどうなるか分からず不安を抱えている状況です。先月にも大きな反対運動があり、日本では経験できない貴重なことだとは思いつつも、不安が拭えない状況が継続してしまっている今では、早めに解決しないかと願うばかりです。今月は楽しいこと不安なことなど多数あり、少し大変な1ヶ月でした。また来月フランス生活の状況などを話せたらと思います。
では、À bientôt!